早朝から、結婚式にご出席の方、お茶会の方など、立て続けに4名のセット・アップを。
ディレクター佐竹をはじめ各人、総力戦である。
↓
結婚式の方々は、やはり毛先をカールで遊ばせた、華やかなスタイルに。
かなりのショートヘア
↓
にっしゃんも楽しそうだ
↓
お茶会の方は、お師匠様より茶銘を賜られるそうで、しっとり落ち着いた面構成のスタイルにさせていただきました。
セット・アップは、美容の仕事として面白い。ゲストの方にとっては特別な日です。以前にも書かせていただきましたが、お顔を大切な絵画とするならば、より引き立たせて見せるための額縁がヘア・スタイル。お顔を小さくみせにいくならば、額縁は分厚いものにせねばなりませんし、細っそり魅せにいくならば、高さは不可欠になります。
スタイルとして最初に目がいくのはシルエットです。アウトラインを前下がりにすれば、モードで大人な雰囲気になりますし、逆に前上がりにすれば、幼く見えてくることで若さがでます。カールはそれだけで、ボリュームと華やかさが出せて、毛先を上に向けるだけで、元気ではつらつとしたイメージを演出できるのです。
カラーも重要なファクター。西洋の方のヘアが、なぜカッコよく見えるかといいますと、ひとつは髪の色が明るいから。ブロンドヘア、明るい茶色ですとカールの動きがはっきりと見える。東洋人の黒髪は、物体、ひとつの塊に見えてしまいがちです。黒と白は、無彩色ですから。
お気づきでしょうか?上記の二人のモデルさんは、同一人物でなんですよ。アプローチが違うと別人に見えませんか。
ツヤ、艶感も同様に重要。ここ数年、ご存知のように、メイクでもファッションでも「光り輝く」アイテムばかりです。2013年の春夏のトレンドは、光と色が交差して、テクスチャーはさまざまに変化していく機能性とエレガンスの融合がテーマ。対極にあるものの融合は、これまで以上にポジティブで、未来的なものへシフトしていきそうです。
2月に入って、私は自身のヘアを短くカットしたんです。軽くなって、いい感じ。
この春、気分をかえて新しいヘアスタイルにチャレンジなさいませんか?
いつもお読みいただいて感謝しています。次回は、TOYOTAのスポーツカー「86 ハチロク」について書かせていただくつもりです。
では、また明日。
■□■芦屋、宝塚、三田の美容院 ANTENNE (アンテーヌ)□■□
オートレ 宝塚山手台 0797 82 0220
オ・ブリコルール 芦屋 0797 35 1121
オペラ 宝塚南口 0797 71 7747
ピオニ 宝塚山本 0797 80 0030
ジロ 三田 079 559 0500