映画「ひみつのアッコちゃん」を鑑賞

 夏休みの間に、まとめて映画が観れました。ありがたいことに、お客様より招待券を頂戴し、普段では、それほど触手が動かない作品を鑑賞させていただきました。

赤塚不二夫による往年の大ヒット漫画を「ハッピーフライト」「おっぱいバレー」の綾瀬はるか主演で実写映画化したロマンティック・コメディです。

 

 

コンパクトで大人の女性に変身した10歳の少女が、買収問題に揺れる化粧品会社を舞台に、仕事に恋に大奮闘する姿をコミカルに描いています。共演は「アントキノイノチ」「宇宙兄弟」の岡田将生。監督は「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の川村泰祐氏です。

 

 10歳の女の子・加賀美あつ子(アッコちゃん)は、鏡の精からなりたいものになれる“魔法のコンパクト”をもらい、22歳の女子大生に変身するのです。大好きなメイクやオシャレを楽しんでいたアッコちゃんは、ひょんなことから化粧品会社のエリート社員、早瀬尚人にスカウトされ、アルバイトとして働くことに。このあたりは、少しご都合優先で荒唐無稽と感じたのですがね。

始めは失敗ばかりのアッコちゃんでしたが、尚人だけは彼女の奇抜なアイデアを評価し、支えになってくれます。やがて2人の間にほのかな恋心が芽生えますが、2人の距離が縮まるほどにアッコちゃんの秘密がバレる危険も高まっていくわけで。そんな中、会社では乗っ取りを企む勢力が陰謀を画策し、尚人にもピンチが訪れるのです。

 

 

 

赤塚不二夫さんのマンガのストーリーとは、まったく別物と考えていただかないといけません。ラブコメとしてみると、SFのニュアンスを含んだ物語の新しい試みとして評価できるかな。印象からすると、綾瀬はるかさんの天然な魅力と、岡田将生くんのさわやかさ中心なのですが、後半、会社の乗っ取り事件を軸に、会社組織のあり方や、家族の絆の素晴らしさ、責任や義務のない子供時代のありがたみなど、なかなか深いテーマを垣間みせてくれます。ただのおバカな映画ではありませんよ。

 

 

題名からうけるとおりマンガチックで、子供向けなシーンも多いのですが、ラブシーンもあり、物語を支える脇役陣もかなり分厚いキャスティング。もたいまさこ、鹿賀丈史、谷原章介、大杉漣、塚地武雅など、濃〜いキャラの俳優さんたち。私的には、大杉漣さんのキュートな演技に大爆笑。今思い出しても、クスッと笑えます。

先に、マジに伝えたい内容があり、それを「ひみつのアッコちゃん」という大看板を使って、うまく表現されているように感じました。

最後に、面接の場面がでてくるのですが、このシーンでは思わずワクワクする気持ちを抑えられない自分がいましたね。はるかちゃんは、やっぱりいいなあ。

 

◆映画「ひみつのアッコちゃん」

 

メディア 映画
上映時間 120分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(松竹)
初公開年月 2012/09/01
ジャンル コメディ/ロマンス/ファンタジー
映倫 G
この恋には
秘密がある。
 

 

 

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