内田樹先生のご盟友であり、フランス語の先生をなさっておられます
N崎先生が、カラー・カットにお見えになられました。
3日ほど前、海外から戻られたばかり。フランス語教育学会で南アフリカへ行っておられたのです。ドバイ経由で、丸二日。エミレーツ航空の飛行機(機材が新しく、パイロットも優秀で有名)でいかれたようで、お話を伺うとうらやましくなりました。長い人生で、第三世界、アフリカにいく経験を持てる方が、何人おられるかと考えますと・・。
いろいろ教えていただきました。
ビクトリア&アルフレッド・ウォーター・フロントはテーブル湾に面した港で、ショッピング・センター、レストラン、ホテルなどが集まるケープタウンの新しい観光スポット。
南半球は、いま冬。初夏のような気候で、湿度も低く、たいへん過ごしやすかったそうです。やはり、ながらくイギリスの植民地であって、アパルトヘイト問題をかかえてきた歴史を考えるに、文化もアングロサクソン色が強いそうです。おいしい料理があまりない。プロテスタントであるが故、食べることにそれほど執着や興味がない国民性。お肉料理が多くて、野菜をつかった料理があまり出ないのだ。若いうちから牛肉をたくさん食べて、体も大きくなるようですが、肥満というか、ふくよかな女性がすごく多いそうで、それが、とても残念だと・・・。
ヨハネスブルグはビジネス、文化、政治などを総合評価した世界都市格付けで世界52位、国内1位の都市と評価された。
←緑の部分が、南アフリカ
アフリカというと水不足なイメージですが、南アフリカは、水に恵まれた国だそうです。水道などのインフラがうまく整備されており、ホテルでも水道水がそのまま飲めたそうです。G20の国の一つですから、当然といえば当然ですが。食事の時には、日本と違って、おいしいワインがとても、安いんですって。
その昔、別のお客様で南アフリカへ観光旅行に行かれた方のお話を聞いたことがあるのですが、サン・シティという美しい観光の街があり、いまは亡きマイケル・ジャクソンに偶然、出逢ったという話をお聞きしたのを思い出しました。
学会があった街、ダーバンでは治安が悪く、貧富の差が激しく、労働者の7〜8割が黒人。ダイヤモンドや金の産出で有名ですが、人口が5000万人弱で、経済の規模は神奈川県くらい。使われる言語(アフリカーンス語、ズールー語、コサ語など)も多様で、部族間の争いもいまだに続いているようです。エイズ患者が多く、黒人への教育レベルが低いなど問題も山積。世界で始めて心臓移植手術をおこなった国として有名だそうですが、黒人女性ドナーの心臓を白人の男性に移殖したそうで、そこにも人種差別の黒い影を感じます。
アパルトヘイト時代の人種隔離についての規定が表記されたビーチの看板
それでも、アフリカでも有数のほんとうに美しい国で、一度は訪れて、乾いた風を感じてみたい国だと思うのでした。
N崎先生、楽しいお話しを、ありがとうございました。
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