カレーは、夏にとまらない

蒸し暑い日が続きます。九州地方の豪雨が心配です。過ぎたるは及ばざるがごとし。水不足も困りますが。

身体的に夏は、徐々に食欲がなくなってくるのが問題です。ついつい冷たいものやあっさりしたものへ手が伸びる。そんなときに、ピシッと身体に鞭を入れるためには、香辛料の存在ははずせない。香辛料とくれば、カレーですね。じわっと額に浮き出る汗をぬぐいながら、キンと冷えたお水を喉に流し込む快感。たまりません。

先日、西宮ガーデンズに行かせていただいた際、屋上の庭や野外ステージを初めて散策しました。

よくできていますね。平日にもかかわらず、子供さんを連れたお母さんの多いこと。子供を遊ばせながら、ウインドウ・ショピング。阪急さんの思惑は予想以上に成功しているなと。

お昼御飯をとガーデンズ内をウロウロして見つけたのが、中村屋。ラス・ビハリ・ボースというインド人が、中村屋でインドのカレーを紹介し、昭和2年に銀座で純印度カリーを出されるようになったそうです。このあたりの顛末は、以下のURLにて。http://www.nakamuraya.co.jp/curry_room/room_01.html

 

スパイスの香りを大切にするため、オーダー後に作るので少々時間がかかります。「一晩おいたカレーがうまいというのは、ウソだと。香りが飛んでしまうから」というのがこのお店のポリシー。くわえて、お米にもこだわりが。インディカ米を、その昔には採用していましたが、白目米という日本古来の幻のコメを期間限定で、使ったりしておられます。なるほど。

骨付きの鳥肉が、しっかりして噛みごたえのある肉質です。カレー自体は、正統派の甘みのない、カレーらしいカレーという印象。付け合わせ(お代わり自由)のラッキョウ、福神漬け、アグレッツィというロシアの酢漬けが、アクセントとして辛さを引き立てます。特にラッキョウの甘みがカレーに合います。この日は、冷たいマテ茶をごくごくいただきました。

やっぱり、夏はカレーがいいですね!

 

 

 

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