TVをつけたら「マーサの幸せレシピ」のリメイク版をやっていた。このロードショウ時のコピーが、すべてを語っている気がしました。
「“幸せ”は、
ほんのちょっとの
さじ加減」
主人公の女性、キャスリン・ゼタ=ジョーンズがNYの一流のレストランのシェフを女性でやっていくには、相当な自信と実力とプライドなくしてはやっていけない。
しかし、このプライドというやつが、たいてい恋や人生の邪魔をする。曲者なのだ。自尊心、自負心、誇りというかなり繊細な神経回路。これが傷つくと、心身症にもなりかねません。
ひとはどんな人でも、このプライドがなくては生きていけませんが、この曲者をうまく制御できれば人生はかなり幸せいっぱいになるであろうと。これが、わかっていてもなかなか。
斎藤茂太氏は、著書の中で、対人関係は「お芝居」であると書かれています。多少大げさに、ほめたり、相槌をうったりということもたいせつだと。バカになり、相手を立て、話をよく聞いて・・。お芝居なくしては、円滑な人間関係は築けないのですね。心のあるお芝居をこころがけて。100%を求めず、「人生80%主義」がいいそうです。これも、いうは易し、行うは難しですが・・・。
さて、映画は見事なまでの予定調和の中で、ハッピエンドの結末。できすぎやろう〜。
それにしても出てくる料理のおいしそうなこと。各シーンごとのインテリアも素敵な映画でした。
今夜も、カレーを食べすぎました。3皿も。炭水化物を減らそうと思うんですが、カレーがうますぎた。
我慢が出来んかった。いけないな〜。
以下ネタばれ注意 :
■評判を呼んだ2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」をキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演でリメイクしたハートフル・ラブコメディ。料理の腕は一流だが、人付き合いが下手なヒロインが、図らずも直面した新たな人間関係の中で次第に頑なな心を解きほぐしていく姿を描く。共演は「サンキュー・スモーキング」のアーロン・エッカートと「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。監督は「アトランティスのこころ」のスコット・ヒックス。
ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られる女料理長のケイト。しかし、完璧主義が過ぎて独善的なところもあり、時には客と喧嘩してしまうことも。そんなある日、たった一人の肉親だった姉が事故で亡くなり、ケイトは遺された9歳の姪ゾーイを引き取り一緒に暮らすことに。子どもとの接し方が分からず、なかなか心を開いてくれないゾーイに苦悩するケイト。おまけに、仕事場には彼女の知らないうちに陽気なシェフ、ニックが副料理長として新たに加わり、彼女の聖域を自由奔放に侵し始め、ケイトの苛立ちは募るばかりだったが…。
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