いつの世も、無名の人が自らの力でメジャーになっていくのを見るのはワクワクします。昨日、神戸を起点にメジャーデビューしたソノダバンドのライブに行ってきました。
神戸三宮のチキンジョージの店内に入ると、すごい人でごった返している。よくみるとすごく若い男の子たちが。「いくつ、高校生?」と聞くと「中学生です」とかえってきた。学校は天下の灘。納得だ。おじさんから中学生まで。ファンの年齢層は幅広く、若い女性も多い。なんたって、東大生ばかりのフュージョンバンド、ソノダバンドのメジャー第一段「ルネサンス」の発売日に合わせて行われたライブですから。まずは聴いてほしい。
Soul River_2010 【PV】 / ソノダバンド
イケメン、高学歴、有り余る才能。またしても天は、二物では物足りないのか、三物を与えてしまう。ドラム、ベース、ギター、キーボードにセロとバイオリン。灘高、若松塾出身メンバーが三名。
園田 涼(ソノダリョウ、10月25日)兵庫県三木市出身、AB型。keyboard担当。
熱田 哲(アツタサトル、11月9日)兵庫県神戸市出身、A型。violin担当。
橋本 怜(ハシモトリョウ、5月24日)大阪府出身、O型。cello担当。
赤股 賢二郎(アカマタケンジロウ、1月20日)香川県出身、B型。guitar担当。
牧瀬 崇之(マキセタカユキ、1月7日)北海道出身、A型。bass担当。
小山田 和正(オヤマダカズマサ、5月26日)東京都出身、A型。drums担当。
それにしても楽曲がいい。ラテン、クラッシック、ジャズ、ロックなどジャンルをこえた融合と集合。リーダーの園田の書いた曲を、忠実に再現するメンバー。ジャンルにとらわれないその曲想は、楽器の持つクオリティをしっかりと理解し、アレンジも完璧。とくにドラマー小山田のテクとセンスが光る。ストリングスの音の素晴らしさを余すと来なく表現し、それをしっかりと支えるギター、ベース、キーボード。売れるだろう。まちがいなく。いや、売れてほしい。TV「情熱大陸」のテーマなんかにならないかな。
ライブ後に、友人の「ステーキ国分」の国分さんよりチキンジョージのオーナー小島氏を紹介していただき、ご飯を食べ、場所を国分さんのお店「リセット」で飲んだが(私はジュース)、小島氏が売れるといったバンドはあまり売れず、売れないといったバンドは売れるというジンクスがあるそうだ。
売れない前のコブクロが、チキンでライブをやった後に、小島氏は「あんな奴、売れるかいな」といったそうだ。ソノダバンドに関してはあえて「売れない」と公言しているそうである。
私も、彼らを応援しつつ、どこまでいくか、いってくれるのか注目していきたい。
“Take Me To The Carnival – ソノダバンド(sonodaband)” at SXSW2010
□■□ ANTENNE □■□
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