蔦屋書店 代官山 T−SITE

最近は梅田まで足を延ばさずとも、西宮北口ガーデンズでことが完結するようになってきた。

時代は流れていくな。加えて、熱烈に行ってみたいと思う場所が、どんどん少なくなったのだ。歳のせいか、はたまた経験値が上がったせいなのか。

ところが、先日、ブログでご紹介したN田さんに教えていただいた場所に行きたくなった。それが、代官山T−SITEだ。 彼自身、3月に行った際に感激して、1日滞在したそうである。それでも時間が足りなかったと。

「書店」と銘打っているものの、この店にあるのは本ばかりではない。

ジャズやクラシック、ロック&ポップスが充実した音楽フロア、名作やDVD化されていない映像作品まで揃う映画フロアでは、I-PADでお好みのものが検索可能。

  

世界のペンがずらりと並ぶ文具コーナー、貴重なアートブックや雑誌とアートに囲まれるラウンジ「Anjin」、Book&Caféのスターバックス。

 

一つ上の品揃えが目を引くファミリーマート、ペットを預かってくれるゲージ、旅行の手配ができるトラベルカウンター・・・・など、人生を深く愉しむ文化と生活をもっと楽しむアイテムがつまっている空間なのだそう。

本と雑誌もたっぷりと。その品揃えの個性とセンスは、今までになかったセンス。建築や旅行、料理や音楽などのジャンル別におススメの書籍がなんでおり、宝島に迷い込んだ子供のようにはしゃげそうだ。

そして、私たち、POPEYE世代が、青年期に読み漁った雑誌類(カーグラとかブルータスとかの創刊号から、最新号まで)が多数コレクションされており、貸し出してくださるという。これは、大感激間違いなしだろう。

店内でCOFFEEを飲みながら、一日、ゆっくりと楽しめる。ここだけを目的に、新幹線に飛び乗りたくなりましたよ。渋谷を越え、八幡筋から旧山手通りに上がったあたり。どうやって、地代のべらぼうに高いこのロケーションで利益を出せるのかが、はなはだ疑問ではあるが、TSUTAYAはやってくれる。

これは、「次世代のTSUTAYAを作る」ことを核に動き出したプロジェクト。しかし突き詰めてみると、それは創業当時の夢を辿ることだと気づいたそうだ。

1983年、大阪の枚方にTSUTAYAの原点ともいえる店が誕生。名前は「蔦屋書店」。
めざしたのは、「本、映画、音楽を通してライフスタイルを提案すること」であったのだ。

 

ほんとうにワクワクするスポットである。