こんにちは。
以前は毎日書いていたのに、最近はとんとご無沙汰で申し訳ないです。
でも、Instagram(Instagramへのコンタクト:小文字で kiyotomitsuyasu で検索をお願いします)は毎日アップしています。勝負が早いから。読んでいただく方も、長い文章を読む時間がないって方が多いのでは・・それほど早い時間の流れの中を生きている我々なのです。
ご質問を受けて、一連のお話に出てくる長谷川さんなる人物について、私の知る限り記述してみましょう。理事長を介してNYでお知り合いになりました。もともと日本の商社にお勤めで、当時、日本がアメリカを通して石油を輸入していた時代に、直接中東から輸入できるシステムを構築された方だとお聞きしています。
ですから、天文学的な数字でお金を稼がれ、そのほとんどをクラッシックやジャズのミュージシャン、あるいはレストランの若手シェフにタニマチして、育てるなんてことをなさっていたようです。先日書かせていただいたリンカーンセンターのオペラハウスの建設にあたって100万ドルくらい寄付されとお聞きしました。
そんなわけで、レストランに行ってもギャルソンが、話しかけてきて、特別な気遣いのアテンドしてくださったりします。写真のダニエル系のレストランカフェでは、古株の支配人が急ぎ現れて長谷川さんに挨拶なんて感じです。
写真は、リンカーンセンター前のダニエル経営のカフェ。ケーブ(洞窟)のような長細い空間でランチをいただきました。プロシュートや各種ハムの盛り合わせ。ポルチーニ茸のソテー、ベーコンのピッツァ、チーズとターキーのグラタン風、ルイボスティー、チョコのデザート。
味わったことのない味や香りに出会うことが旅の醍醐味とすれば、現地にお詳しい方の選んだメニューに勝るものはありません。美味しくいただきました。
そのあとアップルによってウインドウショピング。途中、すごい歓声とともに、スタッフが駆け出して入口付近へ集まるという一幕が。聞けば、映画スターが数人ご来店されたようでした。
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ホテルに戻り、休憩してから再度6thav.West48と49thの間へ。
「すし田」で、ニューヨークドライカットの第一人者EIJIこと山根英二さんと夕食を。去年に引き続き、時間をとっていただけたのも長谷川さんのお引き合わせの賜物です。
この日は、ドライカットについての深い話ができました。白人の顧客をたくさんもっておられ40年近くNYの第一線で頑張ってこられたエイジさんの口から発せられる言葉の第一は、「もっと上手くなりたい」ということ。すでに極めておられると思うのですが、さらに上手くなりたいと・・。
最後は、スタッフへの教育論に。「こうしたらもっと良くなるんじゃない?」と注意することなく、常にプラスのことしか口に出されないその姿勢に見習うべき指針をたくさん賜りました。
この日の一番は、ボタンエビ。花板さんの自信ありげな表情を肴に、お店がはねるまでお話しさせていただきました。
長谷川様、エイジさん、すし田のスタッフのみなさま、ありがとうございました。
帰りに、タクシーを拾おうとブロードウェイへ。通りの向こう側で、けたたましい叫び声が。追い剝ぎです。助けに行きたくても、車がたくさん通っていて無理でした。あとで伺ったら長谷川さん曰く、関わらなくてよかったと・・納得しました。やはり海外ではそれなりに危険が伴いますね。
いつもお読みいただき、感謝しています。