ラタトゥイユと花鳥風月

新しく知り合った方に、「酒もタバコもゴルフもなさらないで、どこで発散してはるんですか?」と尋ねられることがよくあります。

へなちょこですが、合気道をさせていただいていますし、SigNets(シグネッツ)というバンドを、もう10年以上もさせていただいているんですよとご説明。

とはいえ、合気道は、朝稽古に週1〜2回。過去に膝の半月板と指を怪我していますし、最近は、左目の乱視がキツくなり左右のバランス感覚がおかしな状態。裸眼ですとクラクラ。

なので、決して無理はしないと決めています。師匠の内田樹先生の著書「日本の身体」の中に、5章(99ページ〜)に、大先生であられます多田宏師範との対談で、脳科学の話しが随所に出てきます。ある実験で、毎日練習するのと、ときどき練習して、毎日イメージトレーニングするのでは、後者の方が効率が上がるとされていたからなんですが、もう少し練習量を増やさないといけないなと痛感。でも、細く長くがテーマです。

音楽の方は、年2回、夏・7月と冬・12月に芦屋のレフトアローンで、毎回、伊藤銀次さんをゲストにお招きしまして、中山寺の村主監守主催のライブに出させていただくことがこの10年のルーティンになっています。そろそろ12月13日のライブに向けて練習を開始しないとと感じていますね。パソコンの画面に疲れたら、横に置いてあるアンプに火を入れて、ギターを爪弾くのが習慣になっています。

あとは読書かな。これも、以前のように読み出したら止まらない小説なんかを読みたいのですが、最近はビジネス書ばかり。とほほ。

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インターネット集客活用法やら、社員教育や脳科学の関連が多い。世知辛い世の中です。

そんななか、一番息抜きになっているのは、料理かもしれません。ネットで検索すれば、ほとんどの料理レシピは手に入るありがたい時代。スーパーで買い物をしますと、旬の野菜が棚に並んでいて季節を感じます。今は、松茸や茄子や柿かなぁ。

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養老孟司先生が、京都大学の講演で「人が幸せを感じるのは、花鳥風月を感じる中にある」と。つまり、人間関係などとはかけ離れた世界で、空の切れ間に差す光の美しさや、道端に咲く花の可憐さを感じるなかに幸せがあると。養老先生の場合は、虫を追いかけてらっしゃる時が無常の喜びなのでしょう。

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てな訳で、昨夜も、フランスの煮込み料理・ラタトゥイユを作りました。

オリーブオイルでニンニク4かけのみじん切りをフランベ、続いて玉ねぎ、ニンジンを炒めます。同時に、別のフライパンで、ピーマン、皮むきしたナス、ズッキーニ、キノコの順に炒め、最後にパプリカ。火の通りにくい野菜の順番を考えて時間差攻撃です。別のフライパンにするのは、野菜のアクを取るため。あと味がクリアになるのです。

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玉ねぎが透明にしんなりしたら、ホールトマトを1缶投入。はじめから潰してあるものがベター。塩胡椒をしてからよく混ぜて、蓋をして、ときどきかき混ぜながら7〜10分煮込めば完成。

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小分けにして、そのままでも美味しいですが、焼いてパリパリのフライパンに載せたり、モッツァレラチーズとバジリコを降り、パスタを入れてもグッドです。

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後片付けが苦手ですが、作っている間は、集中するので良い息抜きになりますね。

実は最近、ミシンを購入。テレビショッピングで1万円を切る値段でしたので、衝動買いかな。

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届いたらボディがプラスティックで少しちゃちいのでがっかり。ですが、最近のものはおしゃれにできています。上の方にお針箱が収納されている。まあ、ズボンの裾上げがしたいだけなのでなんとか使いこなせるでしょう。服をネットショッピングするようになってから、パンツの裾直しが問題でしたので思い切りました。これも、また楽しい時間。

まあ、このように女子力が、どんどん上がっている昨今です。
これも、時代ですかね・・

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