蒸し暑い日が続きますし、テロや大雨や大事故のニュースがネットで飛び交っていますが、いかがお過ごしでしょう。
私事ですが、ライブやセミナーや撮影などのイベントが続いて、ブログ更新が遅れて申し訳ございません。氣をしっかりもちつつ、元気に乗り切ってまいりましょう。
先日、よく行かせていただく料理屋さん「秋初月」へ。
美味しい季節のお料理を堪能。
川津海老とナスと山芋とオクラ・・海老の甘みが最高
箸休めにでたスダチとジュンサイの茶蕎麦…爽やか
中央の緑の器の「茄子とバイ貝の煮付け」
その左の「コーンスープ」が特に美味。これが、ただのコーンスープではありませぬ。おそらく、朝摘みの生のコーンをすりおろし、裏ごしされている。繊細でクリアに甘い。
どれもそれぞれに美味しかったのですが、上の3品が冷製で、涼やかな涼を運んでくれました。
お酒は飲めない私ですが、ふと目に止まった文字に吸い寄せられる。
「音楽仕込み」
右から二つ目、緑色の一升瓶「田苑」です。
酒蔵というイメージだと、薄暗い蔵で巨大な桶に杜氏の方が、ひたすら静かに柄杓を回して米麹を育てるイメージですが、ここの酒造はすごい。
酒樽に特殊なスピーカーが取り付けられていて、クラッシック音楽を流しているのです。世界にも稀なこの技術が誕生したきっかけは、焼酎造り の現場に流したBGM。ちなみに流しておられるのはクラッシック。名曲を子守唄にしているのです。
音楽を流し始めると間もなく、日々の焼酎造りの中でわが子のように常に「もろみ」を見つめ続けていた蔵人たちが、スピーカーに近いタンクだけ一次仕込みの日数が早まることを確認。「もろみ」に起きたわずかな変化を見逃さなかったことで、「音楽の刺激が発酵を促す」という事実がここ田苑酒造で発見されたそうです。
創業以来、鹿児島で一筋に焼酎を造り続ける田苑酒造が、グローバルスタンダードな酒造りを究め続け、世界に挑戦できる製品を生み出す。味わいに独特の変化が生まれ、他のものとは一線を画する焼酎が生まれた秘話。
何事にもこだわり、変化を見逃さない目を持つこと。
勉強になりました。
◾️秋初月
住所: 西宮市寿町1-24
電話: 0798-26-1588
最寄り駅: 夙川駅[南口]から徒歩約7分-道案内
営業時間: 11:30~13:45(O.S.)17:00~21:00(…
http://hitosara.com/tlog_28028978/
◾️田苑
https://www.denen-shuzo.co.jp/denen/03.htm