熊本、大分の地震で、飼い主にはぐれたワンコが多数いるニュースを見て心が痛む。
避難所で、ペットといっしょだと受け入れを拒否されるという事態もあるという。数店舗のペットショップや獣医の方で、たくさんのワンコを受け入れてくださっている方がおられるニュースで嬉しくなった。犬は、太古の昔より「人間の永遠の友達」なのだ。
握った手に、伝わる力で気持ちが解る。
澄み切った朝の空気を切り裂いて、グイグイと進んでいく。
リードから喜びが、びんびんと伝わってくる。
言葉はなくても、やつらの気持ちが手に取るように分かるのだ。
目を輝かせ、クリクリとシッポを回して、周りを飛び跳ねる。
「ねえ、はやくはやく!」と声が聞こえるようだ。
人間だと、なかなかこうはいかない。想いとは真逆の行動をしてしまう可能性も、思慮の中に必要になる。お互いが、お互いの気持ちを探り合うなんてことにもなりかねない。仕事上の複雑な人間関係に疲れたとき、あらためてワンコのシンプルさに癒される。
傷があるとき、その箇所をなめてくれたり、落ち込んでいたりすると足に身体をすりよせてきて、慰めてくれたりする。これは、私自身の実体験。(親バカにみえたら、ごめんなさい!)
盲導犬の存在は広く知れ渡っていますが、なかには、もっとすごい強者が存在します。大腸がんにかかっている人を見分ける力のあるワンコもいるそうなのです。吐く息で、91%の確率で癌の検知ができるというのですからびっくりです。
http://rocketnews24.com/2014/02/06/410580/
また、糖尿病患者に血糖値の低下を知らせたり、アレルギーを持つ飼い主が食べてはいけない食品を知らせるよう訓練された犬もいます。
http://rocketnews24.com/2014/04/08/429560/
人を裏切ることも傷つけることもせず、ただひたすら飼い主を思い続ける。
猫派のかたも、犬嫌いの方もたくさんおられるのは承知の上ですが、機会がおありなら、そんなワンコに一度触れてみていただけたらと・・。
http://rocketnews24.com/2014/10/15/497317/
いつも、訪れていただき感謝しています。