三寒四温というには周期が長い寒さ。
それでも、必ず決まってこの時期に庭の宿年草が黄色の花を開く。
iPhoneで写真を撮る際、大切な被写体が、フレームのどの位置に、どのくらいの大きさで収まれば適切か、私的に一番ステキに見える構図を考えてシャッターを切る。
重なりあうグラデーションや、天から降り注ぐハレーションもシャッターを切りたくなった被写体ではない。やや右上のビルの上をかすめて飛ぶ鳥の姿に惹かれたのです。ご覧になれますか?
昼から会議。話しは、紆余曲折。なかなかまとまらない。
表題の「鳥の目」とは悠々と大空を舞う鷹が、遥か上空から地上を広々と見渡すように、物事を大局的に見ることを指します。日々の生活に埋没したくなければ、この鳥の目が大切になる。
直面している問題や難題も、近視眼的な虫の目でみれば、たまたま、前にあった小さな石ころ、いや、塵でさえ巨大な岩にみえることでしょう。こころまで圧倒され、正しい判断が下せなくなる。
一方、「鳥の目」でみれば「なんだ!」というちっぽけな問題であったりします。その後ろには広大な別の世界が広がっていたりしますし、近道や迂回路さえみつかるかもしれません。
みんなが、WIN,WINで幸せな形を築くという遠くの目標を見据えれば、「鳥の目」です。目の前の問題に心を奪われるでなく、鳥瞰的に物事の本質を見抜く。
問題が複雑なほど、鳥の視点が大切だと・・。
いつも、お読みいただき感謝しています。