石油世紀の終わり・・世界はどこへ

冬の空に光を求めて伸びる桜の枝には、小さなつぼみがすでに揺れている。時とともに、美しい桜の花びらが一面を覆うことを願うのです・・が。

 

f:id:autres:20160207071931j:image

原油価格の下落。中国の経済成長の悪化。世界的な株安。黒田総裁のマイナス金利政策も功を奏さずの円高ドル安。

http://www.mag2.com/p/news/146609

振り返れば、オーストラリア、イスラエル、韓国、イギリス、ドイツを含む世界57か国が、中国主導「AIIB」への参加を決めたことに、アメリカはさぞかしショックだったろう。世界の警察であったはずのアメリカの権威は、急激に没落したことが明らかになったのですから。

http://www.mag2.com/p/news/139387

一番アメリカに打撃だったのは、「欧州の裏切り」。先頭をきって裏切ったのは、アメリカと「特別な関係」にあるはずのイギリスとドイツ。ドイツの裏切りは、「深刻」です。

しかし、そのドイツも、中国経済の急激な悪化をみて踵を返している。

石油掘削の多様化によりアメリカは、シェールオイルでほぼ自給できるので、中東からの石油に依存しなくて済み、混乱続く中東には米国は関与しなくてよいことになりつつある。これが中東の混乱のひとつの原因。

http://www.mag2.com/p/news/141179

石油の世紀は終わりが始まったのです。

21世紀の次世代エネルギーは何になるかの競争も起きています。自動車では、空気中の二酸化炭素と水でメタンを作り、それでディーゼル車を駆動するというドイツ、電気で駆動するという米国テスラ、水素で駆動するという日本トヨタとホンダの戦いです。

石油が20世紀を繁栄に導き、その先頭を米国は走り、米国の覇権を確立してきた。が、石油から再生可能エネルギーになったとき、アメリカはその覇権を失うことになるのでしょう。

戦後、長きに渡りアメリカへの従属を続けてきた日本。自分の国は自分で守れと集団的自衛権の公使を迫るアメリカに従い、憲法改正して、大量の武器をまた購入するはめになるのか・・。武器商人の思惑に乗ることだけが、経済の復興策なのか・・これだけは避けて欲しい。

http://www.mag2.com/p/news/13592

 

日本がアメリカと中国の狭間にあって翻弄されないようにするにはどうすればいいのでしょう。

しっかり考えて、選挙の投票しましょう。

我々国民の意思は、選挙で決まるのですから・・。

 

いつも、お読みいただき感謝しています。