内田先生の道場が完成し、パーティーが六甲アイランドのシェラトンにて華々しく開催されました。
あれだけの人達が、一同に会し、お祝いをされることの意義と凄さを改めて感じました。
武道家、思想家、批評家として五十歳から、遅咲きに世に出られましたが、それ以前の地道な武道への修行と探求、後人への指導、育成のご努力の賜物として凱風館という道場が完成を迎えたわけです。
数々の祝辞のなかで頭に残っていますのは、神戸女学院の飯学長「内田先生はともに成長していこうという姿勢で、ずっとやり続けてこられた」というお言葉。
ご縁を何より大切にされ、慈しみをもたれ、他者とともに、やり続けていくこと。探求し続けていくことの先に、待っている何がしかの結果を楽しむことが人生なのだなと。
そんな単純なことを忘れてしまっていた自分を思い出した夜でした。