なが〜い一日

台風が接近、篠突く雨の中、早朝から病院へ。

経験のないことに関して、臆病になりがち。ましてや自分の身を傷つけることに関しては幾つになっても。

 

着ているものを脱ぎ、紙パンツを履き、手術着に着替えて、点滴。何も飲めず、食べられないのが辛いラマダン状態。たった2食なのに。ダメだといわれると、人間は欲どおしくなる。

この時点で、まな板の上のコイ状態。車いすで、エレベータを乗り継ぎ、映画でよく観る手術室に。一段高いベッドに固定され、心電図のパッドを張り付けて、麻酔が打たれる。自分が、こういう立場になるなんて。最近は、母親のこういう姿ばかりをみてきたから。

局部麻酔なので、作業の感触が分かる。時々声をかけられ答えていたが、少し眠ったら、終わっていた。

 アイスバッグで冷却中

 

しばらく休んで、点滴をはずしたら、退院の準備。4人部屋のほかの男性(60代と思われる)は退屈そうであった。初めはいいけれど、すぐに時間をもてあますだろう。同じ密度でありながら、感じ方がこれほど違うとは。

右膝の半月板を、除去。再生するのかな。明日からリハビリしないと。

 

西宮に帰ってきてから、「そば辰」で、ごほうびのかつ丼。わしわし。

明日から、仕事に吹復帰予定。まだ痛いが。