水の効用

東日本は大雨だそうで、土砂災害や河川増水が心配されています。被害がないといいのですが。

世界を見渡すと、ほとんど降水量がない地域や地下水に頼って生活を余儀なくされている国があることを思うと、ありがたいことなのかもしれません。水は日本の貴重な資源。

さて、昨日の続き。
身体にいれる水として、酸性に傾きがちの現代人に、アルカリイオン水はすっかり定着した感があります。汗によって失われるミネラルや電解質を補うのですね。

以前にも、書かせていただいた活性水素水。これも、いまではご存知の方も多いはず。老化の一因である活性酸素が遺伝子を傷つけることを減らす目的で、水素分子のひとつ多い水、H3Oが、一つ多い酸素、O3と結合し、普通の酸素と水になるという仕組み。「ドラゴの水」とか「飛騨の天昇水」などの世界の奇跡の水と呼ばれるものはほとんどが活性水素水なのです。私も、家では日本トリムの浄水器を使用して、飲み水はできるだけ活性水素水を飲むようにしています。

そしていま、我々の業界で話題のものがあります。それが炭酸泉です。

パーマやカラーをさせていただいた後には、よくゆすぎ、薬剤で除去をしても、残留アルカリが残って、それが地肌や髪の毛を傷める原因になります。

炭酸泉は、中に含まれる強力な炭酸が、それらを完全除去、血流を強め、新陳代謝を促すのです。日本の温泉には、残念ながら炭酸泉の湯治場がほとんどないのです。ドイツなどの温泉は、炭酸泉が多いそうです。

「パブ」という入浴剤がありますが、あれは5ppmくらいの炭酸ですが、業界で開発されたものは1000ppmくらいの能力のもの。エステなどでも使える濃度。炭酸泉に顔を浸けておけば、それだけでツルピカに。我がサロンでも、導入を思案中です。

飽くなき人間の欲望は、加齢というハードルを楽々クリアさせていきます。どこまでいくのか。

まさに、映画「ブレードランナー」の世界。我々の身体の半分が、人工のものとなり、電気羊の夢をみる日も近い気がします。