勝負は寿司飯

どの料理でもプロの味に近づけることは、本当に難しいものです。

家庭でプロの味に近づけるのが難しい和食の筆頭にくるものとして「寿司」があげられると思います。

雛鳥が親鳥に餌をもらうがごとくに、そもそもスタンドの本格的なお鮨は、握ってもらったにぎりをそのまま口に入れてもらうくらいが一番美味しいと思います。だって魚は、切り身にしたとたんに酸化し、味は急速に落ちていきますから。
りんごやバナナは皮を剥いて置いておくと、すぐに色が茶色に変わるでしょう。中トロのマグロでも、ほんのしばらくでも、同じことだと。

同じ美味しいお店でも、その場で握って食べさせてもらうのと、盛り合わせ出てくるのでは、明らかに味が異なります。

前置きはこれくらいにしまして、我が家では、昨夜の夕食に太巻きを巻いてくれたんです。干し椎茸の煮付けや卵、かんぴょうはもちろんのこと、焼きアナゴ、海老、きゅうり、三つ葉を入れてね。

しかし、勝負を分けるのは寿司飯。程よく整えられた酢飯を、口の中でうまくバラけるようにふあっと巻く。これが至難のわざ。我々、素人はギュッと詰め込み、べたっとさせてしまいがちです。

昨夜の出来は、なんとか合格というところでしょうか。家族でわいわいいいながら手巻き寿司なんて、これからの季節はいいですね。
あぶったウナギやミョウガなんて変わったネタでスタミナも。酢は身体に良いですね。

□■□ANTENNE SUR VOGUE

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