守・破・離

最近、「守」「破」「離」の大切さをいまになって、思いしっています。サロンの基準に準じたできる社員というか弟子を育てるのに、基本のベースとなる原点に立ち返りたいと。

お客様に、「カラーってどういう仕組みで染まるの?」とご質問を受けたら、その70%はどの社員からも同じ答えが返ってくるのか?!身体の色はメラニンの量で決まる。多ければ黒人。逆ならば、ピンクの肌、金髪、ブルーの瞳でおかしくない。ブリーチしてメラニンを調整をすることでカラーリングは成立するのです。

「パーマの仕組みは?」「似合うってどういうこと」いくつかのおおきな項目だけでも基本をやり直す必要を感じます。

「守」は、お手本をなぞること。

先生のかかれたお手本をもとに、子供ころ、お習字の練習したことを想いだしませんか。初心者のころは、自分のオリジナリティを加えてはなりません。まず、丸暗記から。それが大切なのです。あの頃それに気づいていたなら・・。

「守」ができるようになり始めて、すこし自分のやり方を入れてみる。

そして最後に、自分のやり方を確立する。

「守」の部分がおろそかになっているなあと。こんな時期だからこそ、本当に良い技術、中味の素晴らしいものを目指したいです。