先日 火曜日に東野 圭吾の「秘密」を
読みきりました。
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。
妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体にいたのは、死んだはずの妻だった。
その日から杉田家の切ない“秘密”の生活が始まります。
どうしたら、だんな平介にとって一番良いのか、
このままでは平介を今以上に
苦しめるのではないだろうか?
きっと直子にとっては本当に辛くて、苦しい選択であったに違いありません。
そして、『秘密』を知った平介も直子のとった行動に深い愛を感じたのではないでしょうか。
自分のために、直子は本当の感情を心に抑え、娘として何年も振る舞ってくれ
本当に心から愛してくれているからの行動なんだと平介自身も感じていたんだと思います。
だから、最後に平介は直子に『秘密』について何も触れなかったのだと思うし、
触れないことが平介の
直子に対する愛なのだと感じます。
ぜひ感動しますので読んでみてください。
ZIMA