蒸し暑い日が続きますね。
のどごしにヒンヤリののものが食べたくなります。
自然とこの季節、蕎麦に足が向く。
十割そばも好きですが、細挽きの二・八の蕎麦が一番食べやすい気がします。
甘みを抑え、大人な出汁の効いた返し。箸で数本をつまんで、先だけを出汁に。
ルチンというタンパク質がいっぱいの、冷たい蕎麦をつるっと喉に落とすと、じんわり口の中に広がる蕎麦独特の香りがたまりません。
最近、食べたお蕎麦が初めての食感で驚きました。
「ウニのババロアと生海苔の皿蕎麦」
出汁巻き卵のようにみえるのがウニのババロア。生クリームと合わせババロア状に固めてある。
これが、甘いのです!
返しの辛みとワサビの刺激とクリーミィな甘さが蕎麦に絡んで、驚くほどにマッチする。
黒いのが生海苔。ほのかな磯の薫りとしっかりの歯ごたえ。一番上の細いのが芽葱。ツンと鼻に抜ける薫りを返してきます。それぞれに蕎麦を引き立てて、舌の上でハーモニーを奏でる。いくらでも食べたくなる味です。
西宮・夙川教会裏手の「馳走侘助」さんでいただきました。
栄養のバランスを考えて、冷たいものを・・。
本格的な夏の到来がすぐそこまで。
お身体にご自愛を。
いつもお立ち寄りいただき、感謝しています。