シンプルなものほど表現の難しさがある。
「最近、食べ物の話しがないですね」とお客さまから。
少し前になりますが、打ち合わせを兼ねて、中華のお店にいったお話を。
よくある、いかにも中華飯店という感じとはほどとおい、ガラス張りのオシャレな店内。フレンチやイタリアンでも出来そうなテーブルと椅子。
このお店は、ヌーベルシノワって表現が、ぴったり。西洋の食材を中華の技法で調理したり、フランス料理のように洋風の食器に料理を盛り付けコース料理のようにして1品ずつ提供した中華料理です。
伝統的な中華料理よりも油脂の使用を減らし、素材の持ち味を活かす日本料理やフランス料理の技法を取り入れたため健康志向なレシピ。
オプションでスープを付けれたりしますが、リーズナブルなランチをオーダー。
まずは4種前菜の一皿。
セロリとオニオンのクリームや白葱やラディシュや大葉を添えるあたり。海老のカラッとした食感や、肉の旨味には感心。どれもグッと押さえつつ、後を引く上品なお味。
続いて、点心・春巻きと肉まん。どちらも中は熱々です。やはり品のある仕上がり。春巻きの隠し味にターメリックが使ってある。
メインは、3種類の中から選べます。海老・アスパラ・エリンギ・コーンの炒め物をチョイス。
海老とアスパラにほどよく熱が通り、柔らかくてジューシー。
ご飯ものとして、中華ちまき、チャーハン、中華粥から選べるのですが、中華粥をお願いしました。クコの紅い実が一粒のって、ザーサイの塩気でいただく中華粥もシンプルかつ上品。
デザートも、ごま団子とか杏仁豆腐などではなく、杏のソースがかかり、クリーミィーでいくらでも入りそうなミルクプリンと蒸しパン。
ヘルシーで、しっかりした味がついた品のある味わい。普段、和食でないという方でも、どんどん食べれてしまう軽さとヘルシーさ。
紹興酒のストックも豊富。また訪れて、名物「よだれ鶏」が食べたくなりましたよ。
ゴシック建築の夙川教会を横目で見ながら、奥に進むと正面あります。「侘助」の二軒隣。
◾️ラヴェールチャイナ
【電話番号】0798-26-3656【営業時間】11:00〜14:00(閉店14:30、ランチタイム)、17:30〜21:30(閉店22:00、ディナータイム)【定休日】月曜、第3火曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)【エリア】夙川【アクセス】阪急神戸線夙川駅から徒歩3分、夙川教会の裏。
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