まず最初にご紹介しますのは、先日書かせていただいたブログ、「一度はやってみたかったけれど・・」
http://d.hatena.ne.jp/autres/20140205/1391578129
に登場します「ちょっと一口苦楽園」の女将が、空を翔る写真です。ようやく撮影してきました。
気持ち良さそうでしょう。
火曜日、宝塚南口のオペラからスタート。
友人でもあります西田ミツヒコさんがカットに来てくださいました。
そのあと、ランチをご一緒にということで、逆瀬川のお蕎麦屋さん「三佳」で、鴨汁蕎麦をいただきました。
ギラッと光る甘辛い出汁が、丹念に打たれし蕎麦に絡み、言葉では言い表せないお味。
お店は、3月いっぱいで立ち退きだそう。また、近くに移転されるとは思いますが、お早めに。
そのあと、宝塚野上にあります西田さんの会社へお邪魔しました。会社といっても、非営利型株式会社「宝塚すみれ発電」の事務所。
以前は、西田さんの奥さまが経営されていたCAFEだった場所。パソコンやデスクが並び、すっかり様変わりしていてビックリ。
すでに、すみれ発電所は2号機を発動させて順調に運営されています。
自分たちの手で、安心・安全な電気をつくり、共有していくコミュニティ発電を全国に広めようと頑張っておられる代表の井上さんにお話を伺いました。
デンマークやスウェーデンを始めとした北欧、カナダなど、市民が作ったエネルギーと社会の仕組みを実現している地域がたくさんある。
昨今、原発の再稼働が問題視されていますが、原発なしで自然エネルギーを増やしてきた国、デンマークがその筆頭。
そのなかでも、100%自然エネルギー達成した地域が存在するそうです。
それが、サムソ島(Samso island)。
陸上風車11基、洋上風車10基など、島内を自然エネルギーでまかない、それら設備はすべて島民が出資する共同組合で運営されているのです!100%みんなの自然エネルギー。このプロジェクトを実現させた中心人物、ソーレン・ハーマーセン氏。
下の写真は、ハーマーセン氏をモデルに描かれた絵本です。
井上さんは、そのハーマーセン氏と直接、エネルギーを考える国際フォーラムでお話をされた。やはり、行政主導でなく、市民が中心となって活動を進めていくことが大切なことだと。
日本で、この自然エネルギーへの転換を推し進められている古屋将太氏の書かれた本「コミュニティ発電所」を拝見しますと、日本でも北海道の市民風車「はまかぜ」から始まり、長野県飯田市の「おひさま進歩エネルギー」、神奈川県小田原市の「ほうとくエネルギー株式会社」など、その活動は続々、日本中に飛び火している。
先にご紹介しました地域では、市民のコミュニティ参加にこだわり、地域ぐるみで自然エネルギーへの転換を実現された先駆者的地域。それと同じく、宝塚の市民の手でソーラーパネルでの市民発電所を目指されている井上さん、西田さんを中心とした市民グループ。私も、その趣旨に賛同し、微力ながら協力していきたいと思っています。
反原発運動も大切ですが、脱原発で「自然エネルギーへの転換」の方が、安心安全のエネルギー社会への早道かもしれません。
また、自然エネルギーに関しては、勉強してご報告したいと思います。
西田さん、井上さん、ありがとうございました。勉強になりました。
◆NPO法人新エネルギーをすすめる会
◆宝塚市民発電所