スタイリスト昇格試験  にっしゃん編

早くスタイリストに上がって欲しいと思っています、にっしゃんこと西田さんのスタイリスト昇格試験を芦屋店で。

 

 

以前から、いまか、いまかと気をもんでいましたが、ようやく。

サロンでは、ディレクター二人を含め、私の三名で試験で行う決まりですので、タイミングを合わせるのが、なかなかたいへんなせいもあるでしょう。

南口オペラから上見、芦屋オブリコルールから佐竹と私で審査。

 

 

 

 

 

モデルの方は、明石より来ていただきました。一目見て、これは苦戦するなと。モデルの方が、髪が細めで、クセ毛の方だったからです。

 

カウンセリングが終わってから、直接、真近で拝見させていただくと、生え方の癖もかなりある。クセ毛の場合、髪を引っ張ることなく、ノーテンションで、髪が納まろうとするところでカットしなければ、スタイルになりません。

 

直毛なら、ウェットである程度のテンションをかけても切れますが、ドライカットでカットする場合、クセを読み切らないと自宅で手入れができません。何もしないでも、スタイルになるカットでなければ、決してご満足いただけませんから。

 

結果は、やはり再度挑戦ということになりました。

 

 

 

すぐに、リベンジさせてくださいとメールが来ましたので、ちかいうちに再チャレンジという運びとなるでしょう。

 

気象予報士が天気図を見て、いつごろにどんな台風が接近してくるかわかるように、鮨屋の板前さんが、魚を一目みて鮮度や調理法が瞬時に理解できるように、プロたるもの、髪やお顔立ちをみて、どのようなスタイルが似合うのか、どのようにカットしなければならないのかを理解し、時間内にカットできることが最低条件となります。

 

たくさんの方に支持を受けるスタイリストとしては、その方の日ごろのお手入れの時間や技量、カウンセリングにより真のお気持ちを聞き出し、理解することまでが必要条件となるでしょう。

 

モデル探しもたいへんだけど、がんばれ、にっしゃん!

 

ゴールはすぐそこにある。