ロンドンでは、努力の成果を全力で出し切り、己の限界を乗り越えることへの挑戦、全力で立ち向かう人々がいる。永田町では駆け引きと妥協、本音と建前、政治の世界は、混沌としている。
遡るけれど、火曜日、朝から密度濃い内容ではじまった講習会。コンテンツを簡単に。
まず、コンサルタントによる組織論の落とし込み。以前、書かせていただいたように、みんなで共通の目標をチームワークで達成していくのが組織。ただの集団にならないように各自の意識を高めていく作業を。
下級生は、ストレートパーマの理論の再学習。ノンシリコン時代のストレートパーマを、いかにしてマッチングさせていくのか。薬剤も、アンモニア系チオグリコール酸からシステアミンへの過渡期。髪の状態に合わせた薬剤のチョイスや時間設定が重要に。カラー毛にも対応して、以下に傷ませないかが焦点。
上級生は、税理士さんにお越しいただき、サロンの現状の把握と対策。各サロンのウィークポイントの克服やより長所を伸ばすには何が必要かを話し合いました。
昼からは、コンピューターのソフトとハードの一新のための説明会。株式会社 美麗さんが名古屋から。名神が渋滞でたいへんだったそう。
その後に、資生堂さんによる「似合わせと若返りの理論」 一番大切なお顔をより引き立て、若返らせるヘアスタイルやメイクなどの学習とその実践。終了後、レッスンとスタイリスト昇格試験。
前置きが長くなった。これから昇格試験を受ける人たちへ。外に出ると、７人の敵がいるとよくいわれる。でも、いつも、いつの世も最強に手ごわい敵は自分自身だ。己を許してしまう弱さだったり、変なプライドだったり。自らに勝てなければ、何も、何事も成せない。最強の敵であり、最強の味方でもあるのだが。
スタイリストになるということは、お客様への全責任を負い、全うすること。その重さは、なってみて初めてわかる。自らの両手で創造するデザインで、喜びや笑顔をいただけるのか。お客様からのお声は正直です。自らに打ち勝ち、味方に引き入れて、みんなからの祝福を受けて、スタイリストデビューして欲しい。心からそう思う。
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