「ライ麦畑でつかまえて」の作者で知られるJ.D.サリンジャー氏が亡くなった。91歳。ほとんど最近は作品を聞かなかったので、すでに亡くなっているとばかり思っていました。
高校を放校された19歳の少年が、世間にもまれながら、大人のずるさを暴いていく。「ライ麦畑・・」はアメリカでは青年期に読むべき小説として定番の作品。NEWSを読むと、長い隠遁生活やなりふり構わぬ身なりであったそうな。きっと純粋で、本当に自身の作品に誇りを持ち、神経質なくらい繊細な感受性を持たれていた作家であったのだなと思います。
村上春樹氏の「キャッチャー イン ザライ」の翻訳でも出版にあたっては、作家についてのコメントは差し控えるなどたくさんの制約があったそうです。
映画「小説家を見つけたら」の中でショーン・コネリーが演じていた小説家とイメージがダブります。きっと、現実には全然違うのでしょうが・・。
偉大な作家がまたひとり、この世を去ったことは間違いない。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
「ライ麦」サリンジャー氏死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1093026&media_id=4
■小説「ライ麦畑でつかまえて」で知られる米国人作家J.D.サリンジャー氏が27日、ニューハンプシャー州の自宅で老衰のため死去した。91歳だった。
代表作の「ライ麦畑でつかまえて」は1951年の出版当時旋風を巻き起こした。世界各国で翻訳され、6500万部以上を売り上げた同作品は20世紀を代表する小説にあげられることも多い。
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J.D.サリンジャー氏(1951年当時)
だがサリンジャー氏自身は1953年以降隠遁生活に入り、私生活は謎につつまれていた。ニューハンプシャー州の自宅付近で彼を目撃した人は、身なりを構わない世捨て人という印象だったという。
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