一夜明け、カナダ・ロンドン市内を散策。
役所や裁判所などがある街の中心街を、Tさん、理事長と3人で周遊。
こじんまりしていますが、若い学生が多くて元気な街の印象です。
ブティックのショーウインドウもなかなかいい。
ワンコを連れた人も多く、所得の高さが伺えました。
Tさんがいかれたことのある美容院へ見学に。
韓国の方の経営するサロンです。
温かい感じで迎え入れてくださり、お話を伺うことができました。来年から、理事長のご子息がカナダに語学研修へ来られ、このサロンでアルバイトされることが決まったようです。
そのあと、Tさんが教えておられる学校に立ち寄りました。
校舎も素晴らしく、Tさん曰く「先生の社会的地位が高くサラリーもいいそうです。カナダは教育に力を注いでいる国だと思いました。
夕刻、小雨が降り出しましたが、前日にお世話になったSさん、現地在住のおふたりの女性(おふたりともカナダ人の男性とご結婚されています)、ホームステイ中の学生たちが集合してお寿司屋さんへ。ここも韓国人の方が経営するお店です。
やはりサーモンのネタが多いようですが、舟盛りはなかなかの外観。ホームステイ中の学生ふたりは、久しぶりのお寿司に歓声を上げて、しっかり食べる、どんどん食べる。
やはりカナダの生活についてのお話をお聴きして、楽しく時間が過ぎていきました。
次の日、Tさんにロンドンの列車の駅まで送っていただき、ここでお別れ。
永遠の別れとは思いませんが、一抹の寂しさを感じてしまうのは世の常。(今月半ばに、Tさんが一時帰国され、再会出来そうです)
再会を約束して、一路列車に乗りこみトロントへ。
乗り換えの際に、チケットを確認に来た車掌さんが、女性で、なおかつ真っ赤なヘアーでびっくり。
森や田園の中を列車は進みます。
ジェットに乗ってしまえば、2時間ほど。あっという間にJFK。
ここでも、イミグレーションが機械化されていました。
空港で長谷川さんが出迎えてくださり、スカースデールにあるSammyさんのお宅へ。
鍋焼うどんをいただき、一泊させていただき、Sammy・宮本さんのサロンの草創期の武勇伝をお聴きしました。
次の日、スカースデールは、芦屋のような高級住宅街。駅前にあるSammyさんのサロンのまわりには素敵なブティックやワインセラーなどが。行き交うクルマも高級車ばかり。
アメリカでも郊外には、こんな落ち着いた素敵な場所があるんだと目からウロコです。
午後から、投資ビザやグリーンカードの問題で弁護士と接見。
秘書が日本人のうら若き女性で、いかにも頭が切れるという感じの方でした。
アメリカ・NYで働くにはビザの問題が大きいです。短期滞在ならば、その期間が問題になります。
ESTAなら3ヶ月、アーティストビザならば1年。スタッフにアメリカで働いてもらうにもいろいろ問題は山積みです。一見、不可能に思えることを、様々な工夫を凝らし、策を練って可能にしていく。新たなことにチャレンジするワクワクするような高揚感を感じずにはいられませんでした。
その日、最終日でしたので理事長はじめモモタロー関係者が集合してイタリアンレストラン「Basta Pasta」へ。
厨房に日本人男性が一人。それもそのはず、このお店は東京の原宿からのNY出店。でもなぜか原宿のお店は、すでに閉店しているそうです。いろいろ事情があるようですが、ここではそんなことは微塵も感じさせない陽気なイタリア人のスタッフが、すごく元気でパワフルなアテンドをしてくださる。
アメリカ在住20数年のTさんご夫婦も後から参戦。フランクな奥様の会話に圧倒されつつ、NYの裏話をたくさん伺いました。
羊のロースト、シーフードのペペロンチーノ、タコの足の柔らか煮、絶妙の甘さのティラミスが、印象に残る美味しさでしたよ。
また、近いうちにお邪魔することになるであろうNY。
世界でもトップクラスの活気にあふれた街。
たくさんの人との、様々なご縁で、訪れたNY。
日本に向うANAの機内で、天命を感じ、新たな挑戦に心を踊らせて帰国の途についた次第です。
いつもお読みいただき感謝しています。