リアル事故現場の緊張

それは、突然やってきた

決して他人事ではないと…。

水曜日、お客さまのMさまよりメールでご予約のリクエスト。予約を調整するために芦屋のサロンへ。予約を完了して、自宅に戻り、楽しみにしていたWBCの侍ジャパンの応援だ。

熱戦が続く中、五回が過ぎたあたりだったろうか、突然、切り裂くような金属音と地鳴りのような破裂音。

何事が起こったのかと表に飛び出したら、こうなってました。

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門を突き破り、門柱に接触。

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まさに青天の霹靂

巻き上がる粉塵と匂い。巨大なトラックの運転席を覗き込むと、運転されていた方が椅子とハンドルに挟まれて動けない状態。声をかけると大丈夫だとの返事。まわりを見回すと、何台かの車が道に投げ出されている。

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どんどん人が集まる。隣の方が警察や消防署に電話されている。しばらくしてサイレンが聞こえ、アレヨアレヨと言う間に、張り詰めた緊張感に包まれた。

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事故を見ながらのクルマで、たちまち渋滞が起こる。踏切が近いので、阪急電鉄の職員も現れる。

怒号のような叫び声が聞こえ、騒然とした現場。

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警察官、消防署員、救急隊員が入り混じり、映画のワンシーンを彷彿とさせる状況が続く。

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警察、消防の人達が交互に現れ名前や車の確認や連絡先を何度も聴かれる。

その後も、事故にあった運転者の方々と待機するように言われて30分ほど外に立ち尽くす。交通整理がされ、事故車が検証され、トラックの所属する会社の社長が現れ、連絡先の交換。この際、残念ながら謝罪の言葉は無かった。

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幸い、歩道での被害者は存在せず、運転されていた方と同乗されていた方が数名、救急車で運ばれましたが、重傷者は出なかったとの話しを聞く。よかった。不幸中の幸い。

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その後、保険会社やディーラーと連絡をやり取りなどが続き、私の車が回収されたのは日が暮れてから。トランクの荷物を運び出し、ETCカードを抜いて「5年間、ありがとう!」とボディを撫でた。突然の別れ。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170322-00000008-kantelev-l28

テレビで様々な事件が報道され、普通に見ているけれど当事者になると驚くことばかり…テロやミサイル着弾みたいなことが生じた際のことを考えてしまう。

「一瞬先は闇」を実感した長い一日

実は、金曜日の午前中、訪問者が。
なんとあのトラックの運転手の方。足を引きずって謝りに来られたのです。水曜日、木曜日は全身が痛くて動けなかったとのこと。

建築資材の鉄の棒をたくさん積んで、兜山のあたりから下りてきてブレーキが効かなくなったそうです。

ご無事で何より。ホッとしたことを書き足しさせていただきます。

閑話休題

先日、お知らせした宿年草が満開に。

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桜開花のニュースもちらほら。
春の到来が待ち遠しい弥生です。