宝塚山本の美容室、ANTENNE Peonyです！
まだまだ朝晩冷え込む日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか？
この季節にぴったりな飲み物といえば「甘酒」。昔はお正月に神社やお寺で飲むイメージが強かったのですが、今ではコンビニでも手軽に買える時代になっています。
実は甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほどに栄養価が高い飲み物です。人間が生きて行く上で必要な成分が豊富に含まれていて、ざっと挙げただけでも、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・食物繊維・オリゴ糖・アミノ酸・ブドウ糖……そのいずれも私たちの健康や美容には欠かせないものです！
もちろん甘酒には、数々の効能が備わっています。しかし、「甘すぎる」「ベタベタする」といったイメージを持つ人も多いことでしょう。
今回は、そのイメージを払拭すべく、効果を紹介します！
この機会にぜひ、甘酒の素晴らしさを体感していただきたいです！
■甘酒は2種類
甘酒には米麹で作るもの、酒粕で作るものの2種類があります。酒粕の甘酒は、日本酒などのもろみを圧縮したあとに残る白色の固形物をお湯で溶き、砂糖を加え加熱して作ります。
しかし、アルコールが含まれているため酒に弱い人は飲むことができません。車を運転する人も、酒気帯びとされてしまう可能性が高いので気を付けましょう。さらに砂糖を加えるためカロリーが100gあたり227Kcalと飲み物としては少々高めになってしのです。
甘酒というと、ほとんどの人がこちらのを思い浮かべますが、米麹の甘酒は大分中身が違ってきます。
米麹の甘酒は、お粥状態にした米に米麹を入れ発酵させて作ります。米麹にはアルコールが含まれていないため麹で作られた甘酒はノンアルコール。そのため、年齢やアルコールに対して強い・弱いに関わらず飲むことができます。そして、米麹の甘酒のほんのりとした甘さは、砂糖ではなくでんぷんによるものなので、カロリーも100g あたり81Kcalと低いため、ダイエットにも適しているというわけだ。
■甘酒に秘められた10の効能
1.美肌効果
甘酒にはビタミンB2を中心とするビタミンB群が豊富なため、肌の調子を整える作用があり。また体内では作ることのできない必須アミノ酸が摂取でき、これが肌の乾燥を防いでくれます。乾燥しがちな冬の肌に効果的な飲み物なのです。
2.新陳代謝アップ
甘酒には脂肪分を消化してエネルギーに変える酵素リパーゼを始め、代謝に関わる酵素が100種類以上含まれています。この酵素が太りにくい体質をつくり出すのです。そして代謝アップの効果で老廃物や毒素も排出され、腸内環境が整っていくので、ダイエットへの貢献度も高いと言えます。
3.便秘の改善
甘酒には植物性乳酸菌も含まれています。これは牛乳などに含まれる動物性乳酸菌と違い、胃酸や胆汁まで生きたまま腸に届けることができるため、整腸作用に強く働きかけてくれます。
また多く含まれているオリゴ糖も、大腸まで運ばれるとビフィズス菌などの善玉菌のエサになり、善玉菌をどんどん増やして腸内環境を整えてくれます。さらに食物繊維も豊富であることから、便秘改善が大いに期待できるのです。
4.風邪予防
腸内環境が整うと、免疫力もアップ。人間の体全体の免疫細胞の約60％は腸にあると言われているが、この腸内の免疫細胞を活性化するのが善玉菌です。腸内で善玉菌が増えればおのずと免疫力も高まります。
つまり甘酒は、風邪など病気の予防にも有効と言えます。就寝2時間前に飲むとさらに効果が高まるので是非試してみて下さい。
5.髪を健康に保つ
米麹の甘酒にはビオチンというビタミンの一種が含まれいます。これは、皮膚・粘膜・髪の毛の健康を保ちコラーゲンの成分を促進します。髪をつくるタンパク質もサポートするため、ツヤツヤで健やかな髪をキープできる効果が期待できます。
また、甘酒に含まれるコウジ酸もきれいな髪を作る効果があると言われています。飲み続ければ、健康的な髪質をキープすることができるといえます。
6.疲労回復
甘酒の成分には、滋養強壮に効果のある成分が多く含まれています。飲む点滴と言われる理由は、その配合が点滴とかなり近いからで、毎日摂り続けることによって疲れにくい体質に改善されていくといわれています。
7.リラックス効果
甘酒にはリラックス効果まで備わっています。甘酒に含まれるアミノ酸の1種パントテン酸やGABAがストレスを軽減させ、疲れを癒す効果があるのです。
カフェインの多いコーヒーや紅茶の代わりに、甘酒を飲んでほっと一息。仕事中のブレイクタイムも取り入れてみてもいいですね！
8.血圧抑制
血液の中にはアンジオテンシンIというホルモンが多く含まれていますが、ストレスや肥満によってACEという酵素が活発になると、悪いホルモンであるアンジオテンシンIIに変わってしまいます。
これが血管を収縮させ、血圧を上昇させる一因となっており、米麹の甘酒に含まれるペプチドは、アンジオテンシンIIへの変化を止めてくれます。つまり、甘酒は血圧上昇を抑制する役割も担っています！
9.目の下のクマを防止
近年になって報告された研究結果ですが、甘酒には目の下のクマを改善する効果があると言われています。目の下のクマは睡眠不足などで血液の流れが悪くなることが原因なので、「甘酒を飲み続けると代謝がアップする＝血流がよくなる」
これでクマがだんだん薄くなると考えられているようです。
10.糖尿病対策
糖尿病は、体内のインスリンというホルモンの作り方や使い方に問題が生じ、血液中の血糖値が高い状態になってしまう病気ですが、甘酒はストレートにブドウ糖として体内に吸収されるため、糖尿病にはNGの飲み物のように思われがちだったのですが、糖尿病患者はブドウ糖を摂取しなさすぎても、体内で自らグリコーゲンを分解して高血糖を引き起こしてしまう。ブドウ糖不足による高血糖を招かないためにも、分かりやすい糖分といえる甘酒を上手く利用するといいとも言われているのです。
甘酒の味がどうしても苦手だという人は、アレンジレシピを活用してみてください。。スムージーやココアにしたり、牛乳や豆乳で割ったり、生姜をプラスしたり、料理に用いたり……さまざまな楽しみ方ができるます！
ぜひ身も心も温まる甘酒の力で、美しく健康的に今冬を乗り越えましょう！
web予約はこちら
