蒸し暑い昼下がり。
冷たくしたたる果汁で、のどを潤したくなります。
最近のマイブームで、一番甘さを感じるフルーツは、ゴールドキーウィ。
普通の緑のよりも、金色の果肉はジューシーで、おどろくほど甘い。ゴールドキウイフルーツは、ニュージーランドでキウイを栽培し、日本に輸出しているゼスプリ社が、様々な研究を重ねて日本人の味覚に合うよう作り上げた糖度の高い品種。
半分に切り分けて、スプーンでいただくとまわりの皮が薄くなるまで削ぎ落として食べてしまう美味さ。日本人向けに改良されただけのことはあります。
ビタミンCは、グリーンキウイ(110mg/100g)よりもゴールドキウイ(130mg/100g)の方が多く、食物繊維はグリーンキウイ(2.4g/100g)の方がゴールドキウイ(1.7g/100g)よりも多く含まれているそうです。
糖度は、それほどでもないけれど、上品な甘さでお気に入りなのがビワ。
種が少し大きくて、実は少なく感じますが。薄皮をむいて口に頬張ると、独特の香りとともにじんわりと舌にしみ込む果汁。
ビワはビワの味がするから不思議。
「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として使われているそうです。
葉はアミグダリンやクエン酸などを多く含み、乾燥させてビワ茶とされる他、直接患部に貼るなど生薬(枇杷葉(びわよう))として用いられるらしい。そういえば、煎じて飲むと良いと、たくさんびわの葉をいただいたことがあります。
桃栗三年柿八年というところまでは知っていますが、「桃栗三年柿八年枇杷(は早くて)十三年」って言うのはご存知でしたか。実をつけるまで13年もかかる貴重な果物なんですね。
今の時期、ふたつともスーパーの果物売り場で山積みのはず。
旬のものを、いただけることの幸せ。
いつもお立ち寄りいただき、感謝しています。