九龍(カオルーン)へ

見慣れているはずのアジアの国々は、それぞれに違った顔を見せてくれる。





関西国際空港を飛び立った飛行機が、乱気流にもまれながら香港空港に着陸するまで数時間。

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キャセイ・パシフィックの機内食とサービスはまずまず。行きの飛行機が最新のアミューズメント装備で、映画や音楽も豊富に揃う。

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「繕い裁つ人】や「インターステラ」や「アメリカン・スナイパー」などもラインナップ。でも、疲れのせいでうつらうつら。

空港で出迎えてくれたのはショートヘアの似合うソウ(蘇)さん。サバッとして、はっきりもの申すという感じの香港女性。ホテルに向うバスの車中、ガイドのソウさんの説明も耳に入らない感じで、みんなお疲れ気味である。

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毎年、さまざまなガイドの方に、お世話になってきましたが、ソウさんは香港の経済、とくに不動産事情をはじめとした香港の実生活を休むことなく、赤裸々に話し続ける。2LDKで8000万円だとか、ガソリンが1リッター200円以上するだとか・・まるで連射砲のごとく。

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30代後半の方かと思っていたが、後で聞いた話しでは50歳間近だという。さすがに真珠のクリーム(彼女おすすめの土産)をお使いのせいか、お若いです。

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ホテルは、改装して間もないハーバー・グランド・カオルーン。外観はガラスで覆われ、ロビーは大理石の床。

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窓の外には、海が迫り、ビルの乱立する対岸の香港島がみえる、なかなかのロケーション。夜景が楽しみだ。

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ウォシュレットが付いていない以外は、お部屋も落ち着いた色調の家具で統一され、清潔でよい感じ。

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しばらく休んでから、初日は夕食を求めて出発。ジマ、オスキー、ミヨッシーと四川料理を食べに街へ繰り出した。

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ガイドのソウさんのおすすめ四川料理の店、藜園(ウィンライユン)」へ。

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名物の担々麺から

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見た目ほど、しつこくない担々麺 ↑

麻婆豆腐、エビチリ、小籠包、回鍋肉、卵チャーハン、海鮮焼きそばと、オーダーしたら数分でどんどんと出てくる。

どれもピリ辛で、後から辛さが追いかけてくる。中華らしい中華なお味。

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キャベツの甘さが程よく、味噌味とマッチングなホイコウロウ ↑



ばらけ具合、あっさりとしながら後を追う感じの卵チャーハン ↑


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麺の固さと、甘さが美味しかった海鮮焼きそば ↑

ビックリの早さ。これには、早食いのジマ、ミヨッシーもびっくり。ミヨッシー、飛行機の中でもビール3本。飲み過ぎだろう。

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満腹になって、夜の街を散策。南国のフルーツやドリアンが無造作にスーパーに並ぶあたり、南国なのだとあらためて。

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3人は、まだまだ歩き足らないと、夜の街に繰り出していく。

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若者たちよ、気をつけてね。

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初日は、何事もなく過ぎた。が、2日目はアンテーヌ史上に残るアクシデントに見舞われた。

この模様は後日。

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