春雨の雨粒で、桜の花びらが心配です。
宝塚の宝松苑、通称「サクラトンネル」を抜けてきました。いつもながら、見事な桜花びらのアーチ。
最近、ニュースをみていると暗くなります。
襲撃、墜落、逮捕、増税、値上げ、盗撮、リコール・・この世に、争いごとがどれほど多いのかという展示会の様相。
良いことばかりを並べても、ニュース性が乏しくなるから仕方ないのけれど・・。羽生弓弦選手も優勝を逃すし、錦織圭選手も負けてしまうし・・。
少し個人的な趣味になるかもしれませんが、明るい話題をひとつ。
ロードショーから34年が経過しても、時間の経過まったくを感じさせない名作「ブレードランナー」の続編の撮影が、今夏から始まるそうです。
主演は、引き続きハリソン・フォード。これもすごいこと。34年の歳月が、どのようなストーリーに昇華されるのか。
Blade Runner – Theme End Titles (1982) Blu-Ray
しかし、監督であったリドリー・スコットは、製作総指揮にまわり、監督は『Polytechnique』や『プリズナーズ』といった緊張感ある作品で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴが担当に。
ファンとしては、すごく嬉しいニュース。ロードショウー当時から、映画館に何度も足を運び、レーザーディスクを手に入れて、友人たちと上映会を何度もした思い出の作品ですから。
映画の原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の作者、フィリップ・K・ディックの友人でもある作家のケヴィン・ウェイン・ジーターは、『ブレードランナー』の公式な続編小説を3本書いているそうで、これも読んでみたいと。
個人的な映画の話題で申し訳ありませんが、人の心に残る作品が共有され、世代を超えて語り継がれていくことが、すごく嬉しくなりました。
若い世代の方で、まだご覧になっていない方には、ぜひ、観ていただきたい作品のひとつです。
お立ち寄りいただき感謝しています。