漆塗りの工場見学と前後して立ち寄ったチョロン地区。
中国人華僑の街です。
やはり華僑の方々の経済力はすさまじく、ホーチミン市内でも強大な勢力をもっているとは、ガイドのアンさん談。
地方からたくさんの商売人が仕入れにやってくるビンタイ市場、生地屋街、文房具街など独特な街の雰囲気。
人で溢れ、食料品が売られているところは、匂いがすごい。
次に、うずまき線香で有名なティエンハウ天后宮。
線香やお札の数は半端ない。これも、華僑の結束の強さの表れでしょう。
ベトナムについて、もう少し書いておこうと。
ガイドのアンさんにベトナム人の平均寿命を尋ねた際、即答で75歳くらいと返事がかえってきた。
内心、疑問に思い調べてみると、1970年で47.69歳から’80年で55.67歳。現在は、確かに75.05歳。
ちなみに1960年では、44.16歳なので、いかに世界的高齢化が進みつつあるかということ。
食生活が格段によくなり、医療は進化を遂げ、大きな天変地異や戦争がほとんどなくなった。
国連のデータでは、ベトナムは世界で70位。
このままいくと、地球にとって人類はますます厄介な寄生虫となっていくのだろう。
最終日の夜、チェックアウトを済ませ、全員でバスに乗り込み、向かった先はベトナム料理のお店「フォー・コー」です。
ここは、1998年に当時のアメリカ大統領クリントンが訪れたことで有名なお店。
グエン王朝時代の宮廷を模したインテリア。落ち着いた雰囲気です。
カニと卵のスープ、ゴイクン(生春巻き)、揚げ春巻き、ハマグリの蒸し料理、イカのフライ、豚の炒め物、クウシン菜のニンニク炒め、デザートのプリンという布陣。
どれもなかなかのお味でしたが、カニのスープと豚のスペアリブが特に記憶に残りました。
忘れてはいけないもう一品が・・。
それは、数日後に誕生日を迎える、ウキョウとムラッセに誕生日のケーキを。
これは、旅行会社HISさんとガイドのアンさん、私との企画で、まず、ふたりを問題発生と称して呼び出す。部屋が暗くなる。
突然、HAPPY BIRTHDAY SONGをみんなで合唱というもの。お店側もBGMを用意してくれていました。
なかなか、好評だったと。
最後に、集合写真を撮り、空港へ。
慌ただしい旅でしたが、動乱の時期に訪れたホーチミンは、さらにパワーアップした人々の熱気あふれる街でした。スタッフにも、戦争博物館来訪にて様々な想いが生じたことでしょう。
ガイドのアンさん、HIS・平井さん、現地駐在・関さん、たいへんお世話になりました。
ありがとうございました!
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