早朝から迎えに来ていただき、クルマでクロボカン方面へ。
借景を利用した店舗を見て欲しいとカズくんの意向にて。3軒ほど回ったが、2番目のお店が秀逸。
フランス人経営だそうで、とても流行っている。ヨーロピアンの好むスタイルは、やはり田園風景のロハスな雰囲気らしい。
バリ独得の古木を使った建築物が比較的安価で、組み立て分解ができるとのこと。万一の撤退の際、ロスが少なくなるとはカズくん談。なるほど。
・・ってことで、連れて行ってみせてもらう。
次に、その近くにあるヴィラを見に行く提案が。なんでも、現地株式会社や外資法人株式会社の設立を手助けする会社を経営する友人が住んでいるという。
小さなプールが庭にあり、緑と白で統一された程よい規模のヴィラ。その入り口で女性と男性が出迎えてくださる。
一番右がユキさん。
中央で椅子を持ち上げているのが、サトウくん。
おふたりとも、不動産や資源調達の日本企業に勤めておられたが、いまは独立してローカルの現地法人を立ち上げてがんばっておられるとのこと。
たくましい、そのフロンティア・スピリットに感心することしきり。
ご自分たちの夢の実現も当然ながら、インドネシアのために出来ることをしたいと。30歳代とは思えぬ落ち着きを感じる。
やはり、ローカル法人を立ち上げるにはインドネシア人の代表が必要であり、のちにトラブルが生じやすいとのこと。現地金融機関を介して外資法人を立ち上げるほうがベターとのお話。設立にもかなりの期間が必要のこと。このあたり、日本で中小機構やジェトロに足を運んでも、建前で「法整備が今ひとつで、交渉の難しさ、長期化、賄賂の必要性などばかりを説かれる。目の前のおふたりは、すでにローカル法人会社を設立。リアルな声が勉強になる。
このあと話し足りずに、虹のかかる田んぼの真ん中にあるカフェへ。
料理はそっちのけで、話に没頭。インドネシアの方々の気質や、生活習慣など生の情報をたくさん入手。
さらに、ユキさんのおすすめでオランダ人経
営の美容院を訪問し、自らの頭をシャンプー・ブローしてもらうという展開になるのだが、この模様は後日。
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