16年たってオジさんになったシブヤ系 オザケンにシビレタ

午前、仕事をさせていただき、午後のお客さまとの間に母のところへ。 

ふと見ると、以前、「猫柳が芽吹いた」とお伝えした夙川沿いの木に、美しい白い花が開いていました。

 

 

 

 

 

 

調べてみますと、どうも白木蓮(はくもくれん)のようです。

申し訳ございません。謹んで訂正させていただきます。

 

それにしても、高貴な白。

 

 

偶然、たまたま戻ってきて、付けたTV「笑っていいとも増刊号」になつかしいフリッパーズギターのオザケンが・・。

 

「おお、これはお導き」だと感じましたね。

 

少し前、ふたつのブログを読んでいたから。

 

テレビのすきまの”「あれは生命の最大の肯定」タモリが絶賛した小沢健二”

http://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/03/19/151258

 

というコラムと”逆エビ日記Ver.3”

http://d.hatena.ne.jp/sayokom/20140320

 

というブログです。TV付けてなければ、これを書いていませんですし・・。

 

前者は、昔、タモリが認め、絶賛したオザケンのすごさが。

後者には、旅立った小沢健二が、16年たって旅立つタモさんに激励と感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしに帰ってきたオザケンが描かれています。

 

その後のオザケンの変貌ぶり、会話の細かな分析は、この二つのサイトの筆者にお任せするとして、私の胸が熱くなったのは、オザケンの歌詞の凄さもさることながら、タモさんのこの言葉:

 

「いいのいいの、笑えるような話じゃなくったって。で、しかもそういう凄いことを簡単に何の嫌味もなく書けるっていうのが一番凄いことなんだよ。人間の能力で一番凄いとは複雑なものを簡単にポッと出すことなんだよね。簡単なものを複雑にやるのが一番バカなんだよね」

 

って軽く言い放つ。昔から変わらない、物事の本質をズバリの分析力がスゴイ。

 

そして、テレホン・ショッキングのゲストとして出演し、全国津々浦々の何百万人という視聴者の間で、唄でご恩返しをしてしまう、以前のあのナイーブで、デリカシーの塊であった小沢健二の成熟した姿・・。

 

 

笑っていいとも! テレフォンショッキング 小沢健二 (2014年3月20日)

 

 

16年ぶりのTV出演、ライブで観衆の目前、バックバンドもなく、エコーだけのマイク一本、恩人の目の前で、ナイロン弦のギターを弾きながら全力で唄う、その真摯な姿に胸を打たれた人は少なくないと思います。

 

録画ではありましたが、スゴイ物を観させていただいたと、いたく感動いたしました。

 

いや〜、いいもの観たな。

 

ご覧でない方は、ぜひ!

 

 

 

 

 ◆小沢健二の軌跡

小沢健二「ブルーの構図のブルース」(+ 再生リスト)