時間が読めるというのは、素晴らしいことだということを、あらためて実感した。
Aさまのご好意で、ようやく手に入れた、大切なチケットを握りしめて、ドアをあける。
Aさま、感謝です。
クルマで余裕を持って出たはずであったが、あいにくの雨。
高速道路の電光表示で、阪神高速、東大阪線高井田から中之島まで8km渋滞と知る。
これはまずい。しかし、まだ時間があるから大丈夫・・・
と読みが甘かった。
渋滞のなか、必死の形相で、ハンドルを左へ右へ、アクセルを踏む。
中之島西のインターを、ようやく降りて、あと17分。
ここから、フェスティバルホールは目の前なので、なんとか間に合ったと胸をなでおろした。
が、四ツ橋筋に出る間際で、渋滞。
じりじりとしか進まない。6時半開演だが、18分、21分と時計の針は無情にも進んでいく。
ああ、万事休す。
駐車場を探し、一番近いところへ駐車。後は、走る、走る、走るのみ。
長い階段を駆け足で。なんで、こんなに長いんだ!
急勾配で、恐ろしく長いエスカレーターを乗り継ぎ、フェスの3階にたどり着いた時には、
ドラムとベースの重低音。会場の外に音が漏れていた。
ああ、始まってしまっている・・後で知ったが、すでに2曲目。
ここまできたら、同じこと。腹を決めて、長くなるからトイレに行っておこうと思い、トイレに向かったら、大好きな曲「LOVE SPACE」のイントロが始まった。あわてて、会場内へ。
超満席。
暗がりの中、かかりの方のペンライトに従い、通路を進み、3階、中央右手、ようやく席にたどり着いた。
あとは、夢中でステージに集中。
素晴らしいパフォーマンスでした。完璧な演奏。
初期のころの楽曲が、多くて、涙もの。昔に比べて、MC(おしゃべり)が長い。
途中、この30年ほどを振り返っての活動変遷への想い、先日、残念なことに、56歳の若さで他界されましたドラマー・青山純さんの思い出について、アルバム「SPACY」におさめられた「ダンサー」という曲の秘話など、過去の達郎のコンサートではなかった濃い内容のMC。
ファンの心を、鷲掴みにする感動の3時間半でした。
伊藤銀次さん、山下達郎さんと2夜、連続してのナイアガラ・ナイツ。
生きていてよかった・・・ありがとうございます。
コンサートへは、やっぱり電車だなあ。
◆以下、別の会場でのセットリストですが、大阪はすでに終了。「メロディズ」の楽曲2曲が・・。
東京のコンサートが二日残っているのかな。
行かれる予定の方は、ご覧になられませんよう。
新・東京ラプソディー
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SPARKLE
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MY GIFT TO YOU
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光と君へのレクイエム
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DANCER
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メドレー (BELLA NOTTE〜HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS)
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メリー・ゴー・ラウンド
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希望という名の光
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アトムの子
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LET’S DANCE BABY
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GROOVIN`
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ずっと一緒さ
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ひととき
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あしおと
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PAPER DOLL
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スプリンクラー
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GOD ONLY KNOWS
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FUTARI
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LOVELAND,ISLAND
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アンコール:
クリスマス・イブ
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RIDE ON TIME
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LET’S KISS THE SUN
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YOUR EYES
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