先日、今年で取り壊すことが決まっている宝塚ガーデンフィールズに行ってきました。
例によって、たくさんの出店の立ち並ぶ中、友人のK賀くんがやってる出張ワイン・バール「Sante~」へお立ち寄り。元気な姿がまた見れたけれど、見事なイングリッシュ・ガーデンガなくなってしまうのはもったいない。
ガーデンフィールズ横の手塚治館の前を通ったとき、幼いころ、いつも日曜朝に、スポンサーがパルナスの提供番組で、「リボンの騎士」や「ジャングル大帝」に胸躍らせた記憶がよみがえる。
あの時代と比べたら、いまのアニメの恐ろしいリアルさといったら・・。PCの長足の進歩には、驚かされることばかり。
以下のURLをクリック。新海誠監督作品、「言の葉の庭」をご覧ください。映像だけで、ストーリーが見えてきます。
槇原ヴァーションもありますが、秦基弘さんの声がこの作品にはピッタリ。
以下は、劇場版の予告編
雨のこまやかな雫や、雨空に煙る街の様子。主人公たちの、何気ない顔の表情など、従来のアニメをはるかに凌駕した表現力。
新宿御苑を中心にして東京を詩的に描いた映像に加えて、光や大気を見事に描き出しています。
この作品は「光」と「水」をテーマに、色彩の使い方、その微細な美しさ、光の動き、影の濃淡まで。雨滴や水面の波紋、冠状に飛び跳ねる水滴、さらには列車の窓ガラスを流れ落ちる雫のひとつひとつは、どれとして同じものはないのです。
実際の映像を、PCに取り込んでのアニメ化でしょうが、目を疑うレベル。
カット割を含め、これから先、実写とアニメの垣根は、ほとんどなくなるのでしょう。どこに、どのような違いを生じさせるのかが、最大のテーマになりそうです。
◆言の葉の庭
「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」の新海誠監督が初めて手がけたラブストーリー。梅雨の季節に出会った15歳の少年と27歳の女性をめぐるドラマを、アニメーションならではの表現で描く。キャラクターデザインと作画監督は「星を追う子ども」の土屋堅一が担当した。主題歌は秦基博による大江千里「Rain」のカバー。
学校をサボり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描く高校生のタカオ。靴職人を目指すタカオはそこで、缶ビールを飲む女性、ユキノと出会う。ユキノはタカオに「また会うかもね。雨が降ったら」と告げ、その場を後にした。こうして二人は約束もないまま、雨の日の公園で逢瀬を重ねるようになる。歩き方を忘れたというユキノのため、タカオは靴を作ろうとするのだったが…。