ウルヴァリン: SAMURAI

永遠に生き続けることは、幸せなのか・・

 

 

 

『X-メン』シリーズの6作目にあたる話題作「ウルヴァリン SAMURAI」を初日レイトショーにて鑑賞しました。

 

 

 

舞台は、カナダから長崎・東京の日本が中心に展開。日本各地でロケが敢行され、日本人キャストには「ラスト サムライ」の真田広之のほか、モデルとして活躍するTAOと福島リラが参加。

 

「X-MEN」をご覧でない方には、いまひとつインパクトがないかもしれません。ぜひ、ご覧になるならX-MENシリーズの最初から、あるいは前作「ウルヴァリン」はご覧になってから、映画館へ。

 

 

映像として、テーマ設定としてかなりの完成度。ストーリーの運びとして、若干の荒唐無稽さは諌めないが、ヒュー・ジャックマンの役作りと、その肉体美にはほれぼれ。

 

 

 

 

ヒロイン役のTAO、ウルヴァリンの用心棒役、福島リラのふたり、ハリウッド・デビューを飾った日本人モデルの活躍には驚きました。ともに英語の発音が秀逸。TAOの日本人としての上品で可憐な美しさは、まさにプリンセス。

 

 

 

 

加えて、福島リラの殺陣の凄まじさは筆舌に値する。恐ろしくキレている。どれほどのトレーニングを積んで、現場に臨んだのだろう。感情表現やふいにみせる、遠くを見つめる表情など演技力も、ただ者ではない。

予告編で ↓

 

http://youtu.be/g7kdUy5_WlI

 

ラストあたりのCG、多少のご都合主義を差し引いても、日本の長崎や広島の風景が美しく撮れていて、監督ジェームズ・マンゴールド氏の努力は、十分、評価に値する作品に仕上がっています。スピード感あふれ、揺れる映像は、アジアの映画からの影響らしい。特に、新幹線でのシーンは、・・必見。

監督自ら発表した「ウルヴァリン:SAMURAI」に影響を与えた10本

 

 

 

 

人並み外れた身体的特殊能力、富と権力、永遠の命にどれほどの価値があるのか。

 

散ることのない花を、ひとは美しいと感じるのか。 

 

医療が進歩して、寿命がより長引く現代において、生きながらえることの意味を問う作品。

ぜひ、劇場にて。

 

 

◆ウルヴァリン SAMURAI

 

 

 

 

 

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