NEWSでは、ミサイルが飛んでくるかもなんて、大騒ぎですが。
それにしても、「ノドン」とか「テポドン」とか、安物の怪獣か風邪薬みたいなネーミング。でも、間違って落ちてきたら、とんでもないことになる。
インディアン・サマー。
そんな言葉がピッタリな陽気。こんな日には、風を感じながら、爽やかなウエスト・コーストサウンドが聴きたくなりますよね。
「ヴェンチュラ・ハイウェイ」 BY AMERICA。
イントロや間奏のアコースティックギターが印象的な、ドライブ感たっぷりのアメリカンロックナンバーです。
当時はあどけない高校生・・でした。
放課後、黄昏時、よくこのブログに出てくるH川くんの部屋。彼自慢のオーディオのプレイヤーで、このアルバムに針を落とした途端、カリフォルニアの乾いた風が吹いた気がしました。
その後、英文科に入学するんですが、ずっと、グランジな髪の長い男女の愛の歌だとばかり思っていたのです。
あるとき、真剣に訳してみたら、とんでもない・・。
Chewing on a piece of grass
Walking down the road
Tell me, how long you gonna stay here, Joe?
Some people say this town don’t look good in snow
You don’t care, I know
>> 芝生のかけらをかみしめながら
>> 道を歩き下っていく
>> 教えてくれ、どのくらいここにいるつもりなんだい、ジョー?
>> この街じゃ雪になるとどうしようのないっていうやつもいるんだ
>> おまえは気にしてないんだろ、知ってるさ
Ventura Highway in the sunshine
Where the days are longer
The nights are stronger than moonshine
You’re gonna go I know
>> ヴェンチュラ・ハイウェイ、陽の光が差し込んでいる
>> ここは日中の時間が長い場所
>> 夜は密造酒よりも強烈な場所
>> 行くつもりなんだろ、わかってるさ
‘Cause the free wind is blowin’ through your hair
And the days surround your daylight there
Seasons crying no despair
Alligator lizards in the air, in the air
>> なぜなら、そこは自由の風が君の髪を優しくなで
>> そして、毎日そこは君にとっての陽の光が取り囲んでいるんだ
>> 絶望に打ちひしがれることなく季節はめぐる
>> トカゲが空に浮かんでいるぞ、空の上に
Did di di di dit …
Wishin’ on a falling star
Waitin’ for the early train
Sorry boy, but I’ve been hit by purple rain
Aw, come on, Joe, you can always change your name
Thanks a lot, son, just the same
>> 流れ星が降ってくることを願いながら
>> 朝早い列車を待っている
>> 悪いな坊や、オレはパープルレインに打たれていたんだ
>> ああ、来いよジョー、おまえはいつだって名前を変えられる
>> ありがとうな、坊や、そのままでいろよ
Ventura Highway in the sunshine
Where the days are longer
The nights are stronger than moonshine
You’re gonna go I know
>> ヴェンチュラ・ハイウェイ、陽の光が差し込んでいる
>> ここは日中の時間が長い場所
>> 夜は密造酒よりも強烈な場所
>> 行くつもりなんだろ、わかってるさ
‘Cause the free wind is blowin’ through your hair
And the days surround your daylight there
Seasons crying no despair
Alligator lizards in the air, in the air
>> なぜなら、そこは自由の風が君の髪を優しくなで
>> そして、毎日そこは君にとっての陽の光が取り囲んでいるんだ
>> 絶望に打ちひしがれることなく季節はめぐる
>> トカゲが空に浮かんでいるぞ、空の上に
Did di di di dit …
透明感を感じる、さわやかな曲なので、ラブソングとして「キミ-ボク」の二人称に訳していったら、なんか様子が違う。
アメリカの田舎町の道の途中で、中年オヤジが旅する若者を捕まえて、この地域の様子を語っている。そんな雰囲気の曲ということらしい。
抽象的な表現が多く、訳しにくいのです。「Alligator lizards」:カリフォルニアのワニトカゲらしい。飛んでるって、それは雲のこと?それとも、何かを意味しているのかが、いまだによくわかりません。
いずれにしろ、ちょっと田舎町に行くと出会いそうな、おせっかい親父の独り言。さわやかな曲であるとおもっていたことが、程遠いイメージであったと・・とほほ。
なつかしい思い出。いまでも、よくギターで弾いて、唄っています。
この曲の他にも、「金色の髪の少女(Sister Golden Hair)」や、「風のマジック(You Can Do Magic)」など、本当に風を感じさせる、さわやかなアコースティク・ナンバーの多いバンドです。
現在は、80年代前半に脱退した1人のメンバーを除くメンバーで、かわらず新作を作り、ライブ活動を続けておられます。
この曲のイントロや間奏で印象的に使われているギターをサンプリングで使って大ヒットしたのが、ジャネット・ジャクソン、2001年のアルバム、「オール・フォー・ユー(All For You)」収録曲、「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー」(Someone To Call My Lover)」。 http://youtu.be/BVvEYqmXkWo
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