活性酸素を抑え込む、トマトのお鍋を    リコピンその2

冷たい雨の一日。急に冷えてきました。そろそろ、温かいものが、恋しい季節です。

水炊きが一般的ですが、最近では、辛いチゲ鍋や豆乳鍋、コラーゲン鍋なんていうのも流行っているようです。でも、私の一押しは、なんといってもトマト鍋。

 

 

私達は、生きている限り、呼吸をし続けています。肺に新しい空気を吸い込んで、そこから酸素を取り入れ、血液を通じて体の隅々の細胞にいき渡らせます。酸素がなければ生きていけないことは、広く知れ渡っていますが、普通に生活している中で、体に入って酸素の2%〜3%が活性酸素になるといわれています。活性酸素とは、通常の酸素と比べてモノを酸化する力が強い酸素です。通常、活性酸素は体内に侵入した細菌などの異物を攻撃したり、体内の酵素反応を促したりするなど、私たちの生体にとって大切な役割を果たしています。日光を浴びたり、激しい運動をしたときも活性酸素が増加します。

しかし、現在、活性酸素が大きな注目を集めているのは、精神的なストレスや喫煙、飲酒、排気ガス、紫外線、電磁波、放射線といった極めて現代的な生活要因で活性酸素が増加しているからなのですね。体内の消去機能では処理しきれなくなった過剰な活性酸素が、その強い酸化作用によって、遺伝子(DNA)を傷つけたり、脂質や蛋白質を変性させることが問題視されているのですね。こうした流れから、活性酸素が、近年増加傾向にあるがんや脳卒中、心臓病などの生活習慣病の原因になることが確実視されてきています。

活性酸素を無力化するための抗酸化物質には、ビタミンC 、ビタミンE、ベータ・カロチン、ビタミンA、グルタチオンなどが知られていますが、EとCは互いに助け合い、はじめて効果を発揮します。ベータ・カロチンの抗酸化能力を1とした場合、ニンジンに含まれるアルファ・カロチンで1.4倍、サケやかにに含まれるアスタキサンチンで、1.7倍ほどなのです。先日も書かせていただきましたが、リコピンは、酸化を防ぐ抗酸化力が非常に強くβ‐カロチンの約2倍、ビタミンEのなんと100倍なのですよ。

おまけに、紫外線によって生じるメラニンの生成を促進する活性酸素を消去し、しかもコラーゲンを生成する効果があり、シワ・しみ・たるみの予防に効果が期待できるわけです。

みなさん、トマトをもっと食べましょう。老化防止、美肌、美白にはトマト、トマトですよ。

 

 

◆トマト鍋 レシピ集 ↓

http://www.cookingnote.com/menu/special/nabe/tomatonabe.htm

 

 

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