ああ、憧れのハカマーズ

年齢ではいくつか年下だが、合気道の先輩である国分さんが、初段をお取りになり、晴れて、袴を履かれることになった。

 

 

 

内田先生もよく利用されておられる三宮のステーキ「KOKUBU」のオーナーである。下が写っていないが、決してエプロンではない。憧れの袴である。

 

合気道には、試合はない。師匠がおこなわれる技を、見取り稽古し、たまたま横に居合わせた方と、気を合わせ、互いに技を掛け合うのだ。

四方投げや、天地投げ、入り身投げや小手返しなど、技も多岐にわたり、足の位置やら、互いの手の位置でその度に、技が変化する。手や足裁きを含め、身体の動かし方がたいへん複雑で、頭をかかえてしまう。頭で覚えるのでなく、身体に反応させるまでにならねばならない。何度も投げられて、その度に起き上がり、投げられる。そして、今度は技を見よう見まねで投げる、そして、また投げる。

私のような、特に固い身体のおじさんには、三時間はかなりこたえるんです。

 

しかし、お稽古の後、不思議に清々しく元気になる。呼吸法は本当にすごいです。
一般的に白帯男子はハカマーズとなることを夢みつつ、日々、お稽古に通うのだ。

が、国分さんは『この記録はやぶれまい!黒帯をとるのに苦節9年』とtwitterでつぶやかれていた。

 

 

うん。この貫禄。これがとても初段の姿とは思えない(笑)

負けずに、頑張っていこうと、決意を新たにしたのでした。