「ファッション誌」 考

仕事柄、若者の読まれる雑誌には、ざっと目を通す。

 

 

所詮、この世には男と女しかいないとはいえ、いかに良い伴侶をげとし、オシャレ(世間一般的に)に暮らしていけるかを特集記事として読ませ、それにリンクする商品(洋服や時計やアクセサリーなど)のメーカーが協賛し広告を載せるという図式は今も昔も変わらない。

1月号のコンテンツの中心、クリスマス商戦は、年々激化していると思われるしね。年代別に誰もがほしくなる、つかえる記事の特集に加え、お得でオシャレな付録を添付しなければ、雑誌も売れないというたいへんな時代になった。豪華な付録をつけて、利益はどうして出すのだろうか。

 

 

 

それしても、昨今の雑誌は編集内容が多岐にわたっている。もちろん、紙媒体に限界が来ていることは周知の事実であるし、雑誌に限ったことではなく、WEB上の無数のHPも同じであるが、今回はファッション雑誌について書いてみたい。

 

 

限られた資金で、いかに効率の良い買い物をして、それをうまく着まわして異性にもてるか。いかに健康的に若さを保ち、オシャレで、キレイなライフスタイルを手に入れるか。いかに最先端のメイク用品を駆使し、まわりも驚く変身を遂げるか。青山、表参道、六本木では何がもてはやされ、トレンドセッターであるモデルやスタイリストは何を嗜好しているのか。それだけではない。いかに効率よく就活して、素晴らしい人生を送るのか。食事のマナーやら敬語のうまい使いこなしまで。

 

以前は一般常識と思われていた「マルクス」や「アインシュタイン」や「フロイト」や「ゴッホ」など、ジャンルに関係なくその生き方や理論を解かりやすく解説したりだとか。

いつから、雑誌は単なる欲望を喚起するカタログから、幸せをげとするためのハウツー本に変化したのであろうか?!平均寿命が30年は延びた現代において、当然といえば当然の結果か。

人はいつの時代も、他者からの「愛」を得るための方法やツールを追い求める。太古の昔、猿が進化し、ホモサピエンスとよばれるようになり、いくたの天災や戦争やイデオロギーの対立や人文科学や化学物理やその他諸々の分野での進歩を繰り返し現代にたどり着いた。

この先どこに向かうのか、どこが終点なのかは神のみぞ知るであるが、この命がつい果てるまで両の眼でしっかりと見定めたいと思うのです。

 

 

■「メンズノンノ」なる雑誌に師匠の内田樹先生が特集されておられるので、目を通す。

 

武道的思考で考えるとファッションとはその時代の発信力の強い「型」をあらわしており、個性の発進力が高まると。良くできたファッションを身にまとうと、生命力が高まり、自分の声が届く範囲が広がり、コミュニケーションがうまくいくとインタビューに答えておられた。ファッションと武道。一見、相容れない二つには、日本人が古来より大切にしてきた生きるための「糧」がつまっていると。メンズノンノと内田先生。くくりにくいと思うのは私だけであろうか(笑い)。

 

 

 

■□■ ANTENNE □■□

芦屋店 Au Bricoleur 「オ・ブリコルール」

TEL 0797 35 1121

http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2−12 クオリア三正1F

宝塚南口店  Opera 「オペラ」

TEL 0797 71 7747

山本店  Piony 「ピオニ」  

0797 80 0030 (山本)
   
三田店 Jiro  「ジロ」

079 559 0500 (北神戸 三田)