ベトナム少女の涙

ベトナム、ドンコイ通りを歩くと、無数のベトナム人が声をかけてくる。

 

 

「どこまで行くの?乗っていかないか?」とシクロ(人力車)やバイクのおじさんやお兄さんがひっきりなしである。なかには「いい娘、いるよ」とか、「草があるよ」と大麻を勧めて来る輩も。
小学生くらいの子供たちが、ゾウリやガムを「これ、1ドル、1ドル」と追いかけてくる。

そんななか、ひとりの少女が、スタッフの心を捉えたようだ。

 

 

名前はアマンダ。

 

奥谷や五十嵐、松尾や櫛田は裸足で、通りを追いかけてくる少女に声をかけられ、はじめは無視していたが、何度も会ううちにいっしょにボール投げをして遊んであげたららしい。小学生くらいの子が、生活のため観光客に物を売る現実を目の当たりにして、彼らの心は痛んだ。

翌日、別の少女が事故で足から血を流しているのを、泣きながら、必死にいたわるアマンダをみて、ガムを買いそうになったらしい。

 

 

でも、最終的にはガムは買わなかった。それがどこまで本当で、どこまで演技であるのかを疑問に思ったから。

最後に日に、いつも裸足で、みすぼらしい服装をしていたアマンダが、きれいな服を着て現れた。別れの日に、彼らを追いかけてきて何度も名前を呼ぶ。

「オックン〜!」

その声に、最後に記念撮影をした映像が上の写真。

 

 

旅は、いろいろなことを彼らに語りかける。