TVで自己免疫力の特集をやっていた。
がん患者9名が、登山をとおして自己免疫能力を高め、がんを克服しているという事例を取り上げていた。
人間は西洋医学でに基づき薬でがん細胞をやっつけようとする。
助かりたい一心で、身体にハイダメージな抗がん剤をうち体力を消耗し、高価な治療費でまわりの家族をも圧迫してゆく。
しかし、人間には感情がある。
つらい抗がん剤の治療や病院での生活ではなく、山を歩き、自然と親しみ、仲間と笑う時間を大切にすることで、自己の免疫能力が高まっていく。その結果として、
その番組では、がん患者9名が、イタリアとフランスの間の山、モンブランを登頂してメンバーの何人かが、がんを克服していったのだ。
日本でも、日本の名山百選をすべて登頂されたがん患者の女性が笑顔ででておられた。また、太極拳の呼吸法を取りいれ、体操を全国に広め、がん克服に携わっておられる医者の方も紹介されていた。
すべては免疫力を高めるために。
もともと、人間は身体にナチュラルキラー細胞をもっており、がん細胞などの異常な異物に取り付き破壊する力をもっている。
しかし、ストレスや心のバランスが乱れると免疫力は急激に減少する。
つまり、好きなことをし、ニコニコして楽しく暮らすほうが、身体に良いということだ。特に笑うことはよいらしい。極端な話、口角をあげ笑っているフリをするだけで、効果が出るというのだ。
みなさん、笑いましょう!
サブプライム問題、世界同時株安、偽装問題。横に置いといて笑いましょう。「そんなの関係ねぇ!!」ですよ。毎日、眉間のしわを忘れ、楽しく過ごしましょう。口角を上げ、笑ってるフリだけで良いんです。
元気で、楽しく暮らすことがすべての原点なんです。
私事ですが、一昨年、家人が乳がんを患いました。それを境に、当時は毎日が一変し、暗くつらい日々でした。なんとか、リンパへの転移もなく、いまのところ治まっていますが、ここ3年が予断を許しません。健康って本当に大切ですね。
■ナチュラルキラー細胞(-さいぼう、NK細胞)は、先天免疫の主要因子として働く細胞傷害性リンパ球の1種であり、特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要である。細胞を殺すのにT細胞とは異なり事前に感作させておく必要がないということから、生まれつき(natural)の細胞傷害性細胞(killer cell)という意味で名付けられた。形態的特徴から大形顆粒リンパ球と呼ばれることもある。