撮影後、ガッツク二人

雑誌につかう写真の撮影で南森町へ。
カメラマンは高橋さん。
私と同年代なので、趣味が合う。
古い車好き(MGミゼットやなんやかんや3台所有されている。私も昔は、キャル・ルックのVWや02なんかに乗ってました)
70〜80年代の音楽好き(HAPPY・END、シュガーベイブ、大瀧詠一、山下達郎など)
第一次・サーファーブームの世代である。洋楽でも、イーグルス、リトルフィート、ドゥビーブラザーズ、キャロル・キングなんかのウエストコースト全盛のころを共有している。

まあ、なんだかんだいってもいい時代でした。
今の子達はたいへんだなー。時代の先端をいこうとするとすべてに小綺麗でないといけないから。
その点、僕たちの時代(あえてこう呼ばせてもらおう)は汚いヒッピーっていうかグランジっぽいダルな服に、ワックスべっとりのボードを積んだビートルで十分でした。
今はお金がかかるよねー。ムチャキレイなロングボードやゆるい服装のポロシャツなんかでもかなり高額。びっくりだ。(貨幣価値の差もありますが)

そんな訳で、昔話に花が咲く。それにしても、高橋さん70年代そのままです。若いです。ああでないと業界の一線でカメラマンはやっていけないんだろうなー。

撮影は無事終了。モデルのO田さん、ありがとうございました!彼女はロシア語の授業のため学校に。

残された我が撮影隊。ここんとこ仕込みや、衣装の調達でがんばってくれた慰労をかねて食事にいくことに。
スタッフ二人が行ったことがないというので、CAFEの老舗「カンテ・グランデ」の本店へ。 http://www.mmjp.or.jp/cante/Nakatsu_01.html

長い間のご無沙汰のため、道に迷いつつようやく到着。
鬱蒼とした緑の植え込みをくぐり、半地下のお店に入るとそこは別世界。
あえて言うならインドやパキスタンの雰囲気ですかねー。お香の香りとインド音楽、色とりどりの雑貨が並びます。売れてない頃のウルフルズのメンバーがバイトしていたという伝説があるお店です。
お昼抜きでがんばっていたので、腹ペコの三人はほうれん草や海老のカレー、アツアツのナン、砂糖とバターがいっぱいかかったチャパティ、ラッシーやチャイにむしゃぶりつきました。

 
 話もそこそこにガッツク二人・手の動きに注目!

 

ここんちのカレーはスパイスが効いていて本格的。しばし独自の結界に身をゆだねつつ緩みぱなしの約2名。
オジサンの世界も捨てたもんじゃないだろう?!

すっかり気に入ってくれたみたい。よかったっす!