神々の住む島、バリへ 4

旅行に出かけると、一番素敵な時は、朝の光を浴びる時間帯だと実感する。

 

 

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ホテルの広い庭を散策しながら、ビーチへ出てみた。

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クタからレギャンあたりまでほぼ直線の砂浜が続く。ヘッドくらいの良い波がチューブとなって浜に向ってきた。

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すでにビーチをジョギングしたり、ワンコと戯れたりしている人がたくさんいる。
手招きすると、人懐っこいワンコが飛んでくるではないか。

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全世界、犬は人間の最愛の友だ。胸をなでてやると、本当に嬉しそうだ。犬種はラブラドールだけれど、かなりの老犬で、背中の毛が抜け落ち、皮膚病を患っている感じ。こちらのワンコは、どの子も痩せているしね。胸がキュンとする。

 

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ひととき、ビーチで朝の空気に浸った後、ホテルに引き返して朝食。男の子たちがテーブルを囲んでいる。今回、ほとんど女子と朝食時に出会わない。女子は、メイクやらいろいろたいへんなんだろう。朝食の時間帯が違うようだ。

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フナ、ウッチャン、横やん。君たちは完全にロコな現地人にしか見えないぞ。

 

この日は、パンだけでなく、お米が恋しくなってカレーを食べた。日本のお米とは、ほど遠いけれど、やはり美味しい。ココナッツの入ったタイ風のカレー。

 

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スイカジュースは、フレッシュ。

 

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中央はメイプルシロップ。右上のはピーナッツバターです。

 

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とはいっても、焼きたてのパンに自家製ジャムとバターのトースト、フルーツや木の実のヨーグルト・デザートを食べてしまう。さすがに、満腹です。

 

 

プールで、本を読みながらのんびりした後、頼まれたお土産を買いにレギャンへ。タノ&ミートとともにタクシーで、アシタバ(藤製品のお店)のショップを目指す。

http://www.ashitaba-jb.com

お目当てのランチョンマットを購入。サロンの女子たちと合流。一度、カフェに入るものの、対応が悪く時間がどんどん経っていく。女子たちは、エステの予約済みで時間がない。オーダーを断って退出。サービスには、厳しくなってしまう。

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通りにはヨーロッパの人々が経営するお店も健在で、絵画陶器、衣服、土産物のお店がたくさんある。経営として成り立っているのかは甚だ疑問だが。

 

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そこからタノとミートと3人でランチを食べようと、オベロイを目指して歩き出した。

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炎天下の中、額に吹き出す汗を拭いながらひたすら歩く。とある店先で、暑さにダウンのワンコ。つぶらな目は、何かを訴えてくる。南半球の島で、懸命に生きているのだ。

 

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道は相変わらず混んでいて、ひっきりなしにクルマとバイクの群れ。
写真は、途中で立ち寄ったローカルの果物屋。色とりどりの南国フルーツたち。

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奥から少女が出てきて、マンゴスチンをひとつ剥いて手渡してくれた。甘酸っぱい優しい味。数個でも、買ってあげれば良かったのだが、そんな余裕もなく・・ごめんね。

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ローカルの食堂や地域の銀行などを過ぎてもカフェが現れない。
仕方がないのでタクシーで戻る決断をする。タノ、ミート、すまぬ。

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レギャンにあるローカルなスーパーで、土産物を物色。私は、ナチュラル素材の石鹸やコピのコーヒー豆を購入した。

そこから再びタクシーでホテルへ。

 

・・とまあ、男三人珍道中である。

限られた時間のなか、土地勘がない場所で、動くことのリスク。思い込みや、判断ミスが命取りになることもある。教訓にしよう。

夕刻のパーティーまで、のんびりと過ごす。

リゾートでは、何も考えずリラックスするのが一番良いのだ。

 

 

この続きは、5にて。
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