ウッディ・アレンで始まった

内田会のシネマ部の2012の活動は、ウッディ・アレンの映画「ブロードウェイと銃弾」鑑賞から。

90年代以降の、アレンの作品では彼らしくなく観やすい作品です。                          ストーリーもよく練れていて、あいだにコメディ・タッチなアメリカン・ジョークや男女の機微が入ります。でてくる屋敷や劇場や街中の様子も本格的で、リアルにお洒落です。

主人公のキューザックと殺し屋用心棒のチーチのやり取りを見ていて、いつも「才能は望んだものには与えられない」という人生の悲哀を思います。サリエリとモーツアルトのように。

アレン作品が苦手な方でも、大丈夫。ミア・ファーロウもでてきませんし、ダイアンキートンもでてこない。アレン臭の軽い作品ですので、ぜひ。

                               

宴会ネタは、押しお鮨(岡山のものらしい、たいへん上品なお味、ヒラメの昆布〆、鮭、鯖、穴子)、手作りの大根や豚の角煮、各種お刺身、三つ葉とアサリの貝汁など。ご準備・お片づけ本当に感謝です。

 

■ブロードウェイと銃弾・・デジタル・レストア・ヴァーション ¥1362