RoBoHoN(ロボフォン)にみる価値観の変遷

街は行く交う人で溢れ、クルマが忙しく走り回る。クリスマスソングやディスプレイが、人々を欲望へと誘う。じっとしては取り残されてしまう・・そんな衝動。

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実際、様々なお店を覗くと、一昔前と比較してデザインや機能に優れた商品が溢れる時代となっている。そういった角度からみると物の価値が、どんどんと下がってきている気がします。

それでも、消費に対しての消費者の意識はこの数年で大きく変わりつつあると感じる。豊かさの証明として「ものをもつ」から「持ち過ぎていることがはずかしい」時代へと。

断捨離に代表されるシンプルな生き方への回帰。本当に必要なもの、気に入ったものだけを側に置きたいという思い。そして、将来への閉塞感からくる節約の意識。

真に価値あるものを考える時、時代はそれによって得られる「感覚」や「体験」を求めている。

経営再建中のシャープが、社運をかけて開発したロボット型の携帯電話をご存知でしょうか。

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RoBoHoN(ロボフォン)という携帯電話です。顔認識や音声認識をしてくれて、話しかけることによって操作出来るという、まったく新しいコンセプト。

RoBoHoN(ロボホン)コンセプトムービー
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現代生活に潤いと感動をもたらす商品。毎日が楽しくなることが容易に想像出来る。いろいろ頼めて、友達感覚でつきあえそう。人にいいにくいことを代わりに伝えてもらったりして・・。



これは、シャープの底力を感じさせるヒット商品になりますね。

2016年に発売だそうです。やるなー、シャープ。

価格にもよるけれど、興味ありますね。

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