チーム・バリスタの栄光

冷たいアイスコーヒーが、飲みたくなる陽気の月曜日。

うれしいNEWSが。

 

 

普段から、苦楽園「三ッ豆珈琲」さんや夙川「SOL」さん、芦屋「エビアン」さんによく行かせていただいていますが、珈琲豆の出どころ(産出国や品種)で、その香りや味がかなり違うと素人の私でも感じます。

 

ペーパードリップして、自宅でも淹れていますが、豆の保存はどうされていますか?

 

 

冷蔵庫にいれておられるのでは・・

実は、コーヒー豆や挽いた後の粉を保存するのに最も適している場所は「冷凍庫」。「凍ってしまわないの? 」という心配は無用。「焙煎後のコーヒー豆の水分含有率は約1%。なので、凍りません」。さらに、「冷凍庫は冷蔵庫より空気の回りがゆっくりなので、においも吸いにくい」という冷凍庫保存のメリットがあるんです。

 

でも、すぐに淹れることが肝要。時間をおくと、気温上昇で劣化しますからご注意を。冷凍庫での保存期間は、豆のままであれば約3カ月、粉の状態であれば約1カ月ほど。1週間ほどで使い切る場合も冷凍庫で保存すると劣化が防げるようです。

 

豆や焙煎のセレクトはもちろんですが、その淹れ方にこだわり抜いたプロの存在をご存知でしょうか。

 

 

「バリスタ」という言葉が一般的になって久しいです。

バリスタ(伊: barista)とは、バールのカウンターに立ち、客からの注文を受けてエスプレッソをはじめとするコーヒーを淹れる職業、およびその職業についている人物のこと。

イタリアのバールには喫茶店やカフェとしての特徴がある。バーのバーテンダーがもっぱら酒類を扱うのに対し、バールで働くバリスタはノン・アルコールの飲料、とりわけコーヒーに関する知識と技術をもつのが特徴。

 

 

欧州スペシャルティーコーヒー協会はバリスタのために3段階のレベルからなる技能認定試験を実施しており、筆記、口頭、実演の各試験に合格するほか実務経験も求められるのだそうです。

そんなバリスタの世界大会で見事日本人初のチャンピオンになった方がいます。

「丸山珈琲 小諸店」の井崎英典バリスタ。

 

 

 

54カ国の国内大会を勝ち上がったバリスタが、選手として15分の競技時間のなかで、エスプレッソ4杯、カプチーノ4杯、シグネチャービバレッジ4杯を審判に提供。味わい、プレゼンテーション能力など、プロセスがすべて評価対象に。

井崎バリスタは、2013年、ジャパン バリスタ チャンピオンシップで優勝、世界大会へ。

その際に使用する珈琲豆は持ち込み可能なもの。井崎バリスタは、コスタリカのコーヒー生産者、エンリケ・ナヴァロさんと相談、土壌、品種、乾燥方を吟味して大会に臨んだそうです。生産者とタッグを組み、チームとして大会に臨んだのです。

 

これは、まさにチーム・バリスタ。

エスプレッソとカプチーノで異なる豆を使用して、最高の味わいを引出し、シグネチャービバレッジでは、エスプレッソに蜂蜜やピーチネクターをカクテルしてジャッジを魅了。日本にとって長年の悲願であった世界1位の座を掴んだ。

 

 

 

日本人の味覚のセンスが、ここでも認められたというわけです。すごい。

ピーチネクターの入ったエスプレッソなんて、飲んでみたいですねぇ。

 

 

たかがコーヒー、されど珈琲。

 

コンビニのコーヒーが美味しいと巷では評判ですが、たまには真に美味しい珈琲を味わってみるのも一興かと。

 

 

 

 

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