東京インテリア紀行 5 まとめ

初めて東京の地に降り立ったのは、中学生のころ。それから、大学生になり就職の最終面接で、再び東京に足を踏み入れ、それ以降度々、上京するわけですが、来るたびに新たな発見があります。当然のことなんですが・・。

 

 

 

しばらく見ない間に、遠くの親戚の大学生だったお兄さんに会ったら、業績に陰りが見え始めた総合商社に入社して、社会人となり、すごく大人なサラリーマンになって、昔、憧れたお兄さんではなくなっていた。なんて経験がおありの方が、おありかと。

 

今回の東京紀行は、まさにそんな感じに近い。

 

 

六本木ヒルズからの東京

 

 

 

誤解を恐れずいうなら、東京が立派な社会人(世界に誇れる都市)となったという意味ではありません。伊丹十三氏の憂いのままに、「便利」にはなりましたが、「豊か」には程遠い「別の場所」になりつつある、危機感のようなものを感じてしまったというのが正直なところ。

 

 

 

皇居前 

 

 

元来、人が集まる場所が村から町へ。町は、街になり、繁華街と呼ばれるようになり、観光地化した都会というものに変貌を遂げていくものです。

 

地元、大阪を例にとっても、ディスコが流行った時代には、周防町通りに人が集まり、DCブランドが全盛の時代には鰻谷、サーフィンが流行ってアメリカ村、CAFE文化が到来して南船場、インテリアに興味が移って堀江、ガーデニングや家具でうつぼ公園回り、そして北の再開発でグラン・フロントと・・。衣・食・住の営みの流れを具現化するのが、「街」。

 

 

表参道や青山は一時期の隆盛に陰りが見え、南青山や六本木にその勢いを奪われ、一部のオシャレな人たちのたまり場であった代官山、自由ヶ丘は、なんでもありの観光地化していることに違和感を覚えました。

 

 

 

 

 

裾野は、ますます広がり、都内のいたるところに、こだわりを持ったお店や施設が点在するようになったことは、うれしいことではあります。全世界的なコメディティ化の波の中でも、ジャパン・ブランドはしっかりとその地位を確立し、老舗と呼ばれしお店も、脈々とその存在と価値を継承しています・・

 

が。人口集中のすさまじい、この大都市は遷都を含めた、大きな転換期に来ている気がしてなりません。

 

 

 

最後に変貌を遂げ、なお今増殖を続ける「TOKYO」をテーマにした映像を。

 

http://vimeo.com/65758287

 

 

 

それでも、1年とか、3年とか、5年のスパンで東京が、いかに変化していくのか、生ある限り、見届けていきたいと思います。

 

 

I LOVE TOKYO!

 

 

 

 

 

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