朝からうどんで  道頓堀 今井

寒い。

 

 

西でもこうだから、東日本はもっとだろうと思うと、前言は取り消さないといけません。

 

3月は、三寒四温で寒の戻りがあるのは仕方ないけれど今回は、本当にこたえます。今朝の朝日新聞に、師匠の内田樹先生が、ご自身の被災の経験から「病人や妊婦さん、お年よりはまず西に疎開するよう国や自治体が、呼びかけ、体制を整えるべし」と意見を述べておられた。そのとおりだと思う。災害は起こってから知らされるより、事前に準備をという事だ。

 

  

 

寒いと思ったけれど、今朝はガバッと寝床から起きて台所へ。先日、芦屋大丸の地下食料品店で買ってきたうどん(¥350くらい)を食べようと思って、ぐずぐずせずに飛び起きたわけだ。

箱に入ったそれは、お出汁とうどん、きつね、ねぎ、七味がきちんと並べて箱詰めにしてある。さっそく、2倍の水を加え出汁を熱して、うどんを中に。その時点で、かなり豊かな香りがあたりを覆う。うどんが、やや膨れてきたら、火を止め、厚手のどんぶりに並々と。

 

   

 

揚げとねぎをのせ、山椒のきいた黒七味をふりかけて、ず、ずっずっーーと。

コシがあり、それでいてもっちりした食感と、しっかりと仕込まれたお出汁がのどをわたってゆく。

 

うまい!寒い朝には、本当にご馳走だ。

 

温かいものが食べたくても、食べれない人たちを思うと申し訳ないが、うまいものは旨い。うどんのコシもだが、関西風のお出汁が一番の決め手。上品で、適度な甘みとうまみの絶妙なくみあわせ。関西に住む者の、特権のひとつにあげれますね。

 

朝から、ひとりだけ贅沢をさせていただいた。ごめんなさい。これで、一日頑張れます。

 

◆道頓堀 今井  http://www.d-imai.com/   

今井のだし 北海道産の天然昆布と九州産の鰹を使用した今井のだしは、しっかりとしたコクと
旨味を持ちながら、上品な薄味に仕上げた自慢のおだしです。
「だしは鮮度が命」というこだわりから決して作り置きはしておりません。

 

 

 

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